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夏に飲みたいワインと言えば、よ~く冷えたロゼ

Barnard Griffin Winery

全米第2のワイン生産地・ワシントン州。フランスのボルドーとほぼ同じ緯度にあり、葡萄作りに理想的な環境で生まれた数々のワインが人気を呼んでいます。ワシントン・ワイン協会によると、2016年5月時点でのワイナリー数は900軒、ワインの生産量は22万2千トン。これからもますます拡大しそうです。

夏に飲みたいワインとしてよくあげられるのが、ロゼ。中でもワシントン州東部のリッチランドに拠点を置く Barnard Griffin WineryRosé of Sangiovese(ロゼ・オブ・サンジョベーゼ)が人気です。

今年1月には、米国で生産されるワインを評価する米国最大級の米国産ワインのコンペティション「サンフランシスコ・クロニクル・ワイン・コンペティション」で、この「ロゼ・オブ・サンジョヴェーゼ コロンビア・ヴァレー 2015」が、最優秀ロゼに選ばれました。

今年は過去最多の7,164のワインが出品され、65人の審査員が4日間にわたり審査し、70のワインが入賞したそう。ちなみに、このコンペティションで Barnard Griffin Winery のロゼが金賞以上を受賞するのはこれが10回目。唯一、銀賞を受賞したのは2013年でしたが、その年はグレート・ノースウェスト・ワイン・コンペティションで最優秀ロゼ賞を受賞しています。

このように、いろいろなコンクールで優勝する高品質ながら、小売価格は14ドルとお手頃。パーティに持って行くと喜ばれそう。

ワインメーカーのロブ・グリフィンさんは1977年にワインを造り始め、1983年に Barnard Griffin Winery をオープン。ワシントン州で一番古いワイナリーなんですね。

Great Northwest Wine の取材で、グリフィン氏は「このロゼはそれだけで飲んでも良いですが、ペアリングするなら、パスタ、BBQ チキン、グリルしたバーガーやサーモン、キハダマグロ(ahi tuna)、ローストしたターキー。自由自在なワインです」と話しています。また、寝かせておくのではなく、”Chill it and kill it”(「冷やして飲み干す」)がおすすめだそう!

掲載:2016年8月

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