太平洋北西部で夏にとれるベリー。まさに夏の味ですね。種類はいろいろありますが、ここでは誰でも摘むことができる野生のブラックベリーをご紹介します!
ブラックベリーが生えている場所
ブラックベリーは、トレイルや公園、自然保護地、道路脇などに群生しています。
枝にはものすごく尖ったトゲがあるので、すぐわかります。
春の終わり頃に白い花が咲き、緑色の実がつき、徐々に赤くなります。
ブラックベリーは栄養豊富
食べごろは、真っ黒になる7月半ば頃から8月にかけて。大粒で、ちょっと芯があり、甘みも苦味も酸味もあったりします。
美肌効果のあるビタミン C、抗酸化作用がありアンチエイジングや眼精疲労の改善などの効果があるとされるポリフェノール、繊維が豊富だそうですよ。
そのまま食べるのもいいですが、たくさん採って冷凍すれば長持ちします。スムージーやパイ、ジャムなど、いろいろ作れますよ。
大きな棘があるので、気をつけて!
でも、採るときは、大きな棘に気をつけて!グサッとやられると、かなり痛いです。
下の方は犬や野生動物がオシッコをかけている可能性があるので、上の方を採りましょう。
このブラックベリーはヒマラヤマン・ブラックベリーという外来種で、庭や造成地に生えたらやっかいもの扱いされる外来種です。1885年に持ち込まれたそうですが、繁殖力がものすごく、土の表面からかなり深く掘らないと根っこに届かない上、太い茎には大きな棘もあるので、完全に駆除するのはかなり大変です。「庭にブラックベリーが欲しい」なんていう人もいますが、成長が早く、駆除するのがとても大変で、家を売ることがあっても買い手がブラックベリーを喜ぶことはあまり考えられません。家で栽培せず、その辺で摘むのがベストです。
ヤギを使って斜面のブラックベリーを除去するエコな方法もあります。”Seattle goat rental near me” などのキーワードで検索してみると、ヤギを使った雑草駆除のビジネスが見つかるはずです。