“Draft beer, please!”(生、ください)と言っても、アメリカではビールの好みが細かく分かれているため、いろいろな種類があります。特に、シアトルのようにクラフトビールのメーカーが多い都市部や、何十種類もの生ビールを揃えていることをウリにしているタップハウスとなると、自分の好みをうまく伝える必要があります。ここではそんな時に使える便利な英語をご紹介します。
What do you have on tap? 「どんな生ビールがありますか?」
そこで便利なフレーズが
What do you have on tap?
これは、「どんな生ビールがありますか?」という意味です。
“tap” というのは樽(keg: ケグ)などの大きな容器に取り付けられた「蛇口」のこと。そこから直接注がれるビールが生ビールです。
What’s on tap?
What do you have on draft?
What kind of draft beers do you have?
も同じことです。ドラフトビールも生ビールを意味しています。
あらかじめビールのメニューを用意している店もありますが、お店の人が
We have A and B on tap.(生ビールは A と B があります)
というように教えてくれる店もあります。
どれがいいかわからない場合は、自分の好みを伝えると、おすすめを教えてくれます。
Do you have anything light on tap?
「ライトな生ビールは何かありませんか?」
Do you have a light beer on tap?
「ライトな生ビールはありますか?」
Do you have anything dark on draft?
「ダークな生ビールは何かありませんか?」
自分の好みがわからない場合は、sampler(サンプラー)、または flight(フライト)などと呼ばれる数種類の生ビールを少量ずつ飲めるセットをオーダーするのもアリですね。
Do you have A on tap? 「A の生はありますか?」
飲みたいビールがある場合、それが生ビールであるか聞いてみましょう。
Do you have A on tap?
「A の生はありますか?」
生ビールがない場合、瓶(bottle)、缶(can)のチョイスがある場合もあります。
Which beer is most popular? 「一番人気があるビールはどれですか?」
でも、生ビールの種類が多ければ多いほどいいかというとそうではなく、お店が生ビールのラインを毎日クリーニングしているかも気になるところです。
その場合、どのビールが一番人気か聞いてみるのも一案です。
Which beer is most popular?
「一番人気があるビールはどれですか?」
と聞いて、教えてもらったビールを注文するなら:
I’ll have it!
「それにします!」
そして、鮮度ではやっぱりローカルの方が、輸入ものより良いようです。
Do you have anything local on tap?
「ローカルの生ビールは何かありませんか?」
と聞いてみましょう。
I’ll have a pint of A. 「A のパイントにします」
種類が決まると、注文する量を決めます。下記のようにいろいろありますが、すべての種類を揃えてない場合もあります。
Taster(テイスター):4オンス(約118ml)
Glass(グラス):8オンス(約237ml)
Schooner(スクーナー):10オンス(約296ml)
Pint(パイント):16オンス(約473ml)
Pitcher(ピッチャー):32オンス~60オンス(約946ml~1774ml)
お店の人が次のように聞いてくれたら、どちらか答えましょう。
Do you want a pint or a glass?
「パイントかグラスのどちらがよいですか?」
I’ll have a pint of A.
「A のパイントにします」
I’d like to have a glass of A.
「A をグラスでお願いします」
最後に、同じもののお代わりがほしい時は、この一言。
I’d like another.
「もう一杯ください」
もちろん、お店の人が聞いてくれることもあります。
Would you like another?
「もう一杯いかがですか?」
美味しいビールが飲めるといいですね!