スノホミッシュ郡のミル・クリークに先月開店した、Amazon(本社:シアトル)のキャッシャーのいないコンビニエンスストア 『Amazon Go』 初の郊外型店舗に行ってきました!
2017年12月にシアトルのサウス・レイク・ユニオンにある本社キャンパスに1号店を開店して以来、シアトル市内近郊では8店舗目となる 『Amazon Go』。これまでのようなオフィスビルや多目的ビルの1階の店舗スペースではなく、この郊外型店舗は『The Farm』 と名付けられたアパートやレストラン、カフェや歯科医などがある開発住宅地の一画にあります。
他の店舗と違うのは、郊外なので広い駐車場があること。EV ドライバーには嬉しい無料の EV 充電器も完備しています。
『Amazon Go』 に入店する方法は3つあります。
- スマートフォンで専用アプリを起動し、画面に表示されたバーコードを電車の改札口のような機械でスキャン
- Amazon One キオスクで手の平をスキャンして登録する
- クレジットカードをスキャンする
入店した後、カメラやスキャナにトラッキングされながら、購入したいものを棚から手に取り、来店した時に通った改札口のような機械を通過します。すると、数分後に専用アプリとリンクしてある自分のアマゾンのアカウントで精算が自動的に済むという仕組み。
ミルクリーク店の店舗面積は6150平方フィートで、そのうち商品が陳列されている面積は3250平方フィートあるので、1号店などこれまでの店舗スペース(1800平方フィート)と比べるとかなり大きく感じます。
商品の棚の間隔はゆったりとしていて、取り扱い商品は1300種類。あくまでもコンビニという位置づけなので、食料品の買い出しに行くというラインアップではありませんが、他の店舗にないものでは、日用品、いれたてのコーヒー、ICEE のスラッシー、タップから入れられる Kombucha(紅茶キノコ)、サンドイッチなどを注文して作ってもらうカウンター、アマゾンの独自ブランドのスープやピザ、日替わりで入荷されるドーナツ、寿司、ポキなどもあります。
入店して右手にあるアルコールのセクションは、店員さんに身分証明書を見せてから入るようになっています。
今回買ったのは、アツアツのポップコーンチキンと、シアトルの人気クラフトブルワリー『Reuben’s Brews』のキーンと冷えた HAZEALICIOUS IPA®!
店内にも食事ができるスペースがあり、店舗の外にもアンブレラ付きのテーブルがあります。天気のいい日は外で食べるのもいいかもしれませんね(ここではビールは飲めません)。
Amazon Go
13209 39th Ave SE, Mill Creek, WA 98012
営業時間 6am-10pm
www.amazon.com
掲載:2022年5月