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都会の喧騒を忘れてファームで楽しむ1日

パンプキン・パッチでハロウィンを満喫

The Farm at Swan’s Trail

10月31日はハロウィン。ジャック・オー・ランタンと呼ばれる、思い思いの形にくり抜いたお化けカボチャの提灯を玄関先に飾るのは、この時期ならではのアメリカらしい風習ですね。

このオレンジ色のカボチャは街中の店先に並びますが、郊外のファームに出向いて畑一面に転がった大小さまざまのカボチャを、泥だらけになりながら手押し車で運ぶパンプキン・パッチは、ハロウィンのお祭り気分をさらに盛り上げてくれます。今回ご紹介するファームなど、9月下旬~10月下旬の期間中、プレイ・エリアや動物レース、とうもろこし畑の迷路、積みわらを運ぶワゴン乗車、お化け屋敷など催し物をたくさん用意しているところも多いので、カップルやファミリー、仲間同士でのお出かけにぴったり。営業時間や料金などについては各公式サイトで確認を。

ザ・ファーム・アット・スワンズ・トレイル(スノホミッシュ)
45エーカーのパンプキン・パッチは、名物となっている豚のショーやあひるレース、ワゴン乗車込みで入場無料!プレイ・エリアも充実。
【公式サイト】 The Farm at Swan’s Trail

カールトン・ファーム(レイク・スティーブンズ)
週末のみのパンプキン・キャノンは、選んだカボチャを宙に吹き飛ばすシュールさで大人気。金・土曜夜はお化け屋敷も開催。
【公式サイト】 Carlton Farm

ボブズ・コーン(スノホミッシュ)
積みわらの間をおもちゃの車で走れるなど、幼児用の無料エンターテインメントがうれしい。できたての焼きとうもろこしやポップコーンが販売され、日曜にはBBQも。
【公式サイト】 Bob’s Corn

レムリンガー・ファームズ(カーネーション)
週末にはローラー・コースターなど遊園地顔負けの25種類もの乗り物で遊べ、新鮮な食材を使ったサンドイッチやサラダがそろうレストランもオープン。
【公式サイト】 Remlinger Farms

動物を眺めながらピクニック!

ケルシー・クリーク・ファーム(ベルビュー)
ベルビューのダウンタウン至近にして、大きな厩舎や、白柵に囲まれた緑地で放牧される家畜といった、のどかな風景が広がる稀有な場所。しかも市営の公園内なので、入場は無料!羊、馬、ポニー、牛、豚、ウサギ、ヤギ、ニワトリといった動物、トラクター、野菜が植えられた畑などが観察でき、ピクニック・テーブルやプレイ・エリアもあります。2~8歳向けのファーム・クラスが9~3月に実施され、夏には4~7歳向けのサマー・キャンプがあるほか、バースデー・パーティー・プランも人気。2014年10月11日(土)にはアクティビティ盛りだくさんのファーム・フェア、2015年4月25日(土)には羊の毛刈りのイベントが予定されています。
【公式サイト】 Kelsey Creek Farm

エコや食育について学べる

21エーカーズ(ウディンビル)
ウディンビルにある、2013年10月に全面オーガニック認定を受けた広大な農園。営業時間内外、開門している限り自由に見学できるので、ドライブウェイ終点で入手できる冊子を見ながら散策してみましょう。季節折々の野菜やエコを徹底した畑の様子を目にすることができます。同年11月に米国グリーン・ビルディング協会による LEED プラチナ認証を受けたセンター・ビル1階では、地元ファームによるオーガニック食品を販売(夏季:水~土; 冬季:土日)。金・土曜午後にはさまざまな実演が見られます。また、トドラーの食生活、コンポスト作り、瓶詰め、季節の料理などクラスやワークショップも定期的に行われています。
【公式サイト】 21 Acres

掲載:2014年9月 取材・文:ハントシンガー典子、写真:Sozinho Imagery

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