6月の第3日曜は「父の日」。英語では Father’s Day といいます。ちょうど夏至の頃にあたるので、外で長く遊べますね。ここでは親子で楽しめるシアトル地域のイベントをご紹介します。
History.com によると、全米で最初に「父の日」を祝ったのは、ここワシントン州でした。ワシントン州スポケーンで、母親が亡くなり、父親に育てられた兄弟姉妹の一人が、「男親のために、”母の日” に相当する日を公式に制定してほしい」と呼びかけたことがきっかけで、1910年6月19日にワシントン州で初めて「父の日」が祝われたそうです。それから58年後の1972年にウィルソン大統領が「母の日」を公式に祝うことを決めたことで、「父の日」も公式のお祝いとなりました。
シアトル： マリナーズ対テキサス・レンジャース戦
6月16日（日） 1:10pm
「父の日」にあたる18日は、シアトルのソードーにある T-Mobile Park で、シアトル・マリナーズとテキサス・レジャースの対戦が午後1時10分から行われます。先着1万名の21歳以上にスタジアム座席用クッションのプレゼントあり。
フリーモント：フリーモント・フェア
6月15日（土）10am-8pm; 6月16日（日）11am-6pm
毎年夏至に近い週末に行われる、フリーモント恒例のフェスティバル。2024年で33回目を迎えます。
アクティビティの中心となるのは、North 35th Street と North 34th Street の間の Fremont Avenue North の西側で、300以上を超えるアートやクラフトの屋台、さまざまなパレード、デコレーションした車の展示（Seattle Art Cars）、コンサート、ビアガーデンなど盛りだくさん。
特に、日曜日の午後1時から行われる Fremont Solstice Parade はこのフェスティバルの目玉の一つ。3rd Avenue & Leary Way を出発し、36th Street、Evanston Avenue North、North 35th Street を経て、Seattle Art Cars の展示まで歩きます。モーター付きの乗り物や文字の表記などが禁止されていることから、人力＆クリエイティブさが勝負のパレードで、ボディペインティングを施した全裸のサイクリストが先導する、シアトルならではのユニークさが有名です。
イサクア：カー・ショー
Fenders on Front Street
6月16日（日） 8am-3pm
ビンテージカーやクラシックカー好きな人向け。イサクア市のフロント・ストリートで、数百台のビンテージカーやクラシックカーが展示されます。ライブミュージック、家族向けアクティビティ、フードトラックによる軽食の販売なども楽しめます。
エドモンズ・アーツ・フェスティバル
Edmonds Arts Festival
6月14日（金）・15日（土）10am-7pm; 6月16日（日）10am-5pm
シアトルの北にあるエドモンズ恒例のフェスティバル。160人以上のアーティストによる作品展示販売、プロのアーティストによる審査で選ばれた400人以上の地元アーティストによる作品展、エドモンズ学区のK-12（キンダーガーテンから高校生）の子どもたちによる作品展、パフォーミングアートなどが楽しめます。
15日（土）は、エドモンズ・ファーマーズ・マーケットも開催されています。詳細はこちら。
タムウォーター：エア・ショー
Olympic Airshow
6月15日（土）・16日（日） 9am-6pm
The Olympic Flight Museum が主催するエア・ショーが、タムウォーター市にあるオリンピック地方空港で行われます。2024年で24周年。午前9時に開場し、午後12時30分からエアショーが開始されます。折りたたみ椅子や双眼鏡の持ち込みも可。
ビアガーデン、軽食の販売、家族向けのアクティビティなども楽しめます。
スノコルミー＆ノース・ベンド：ノースウエスト・レールウェイ・ミュージアム
Father’s Day Train Rides
6月15日（土）・16日（日） 10:30am-2pm
古い列車に乗って、「父の日」のちょっとした遠足気分を味わってみませんか？スノコルミーからもノース・ベンドからも乗ることができ、スノコルミーの滝、スノコルミー・バレーの眺めが楽しめます。所要時間は2時間。
ノース・ベンド駅 North Bend Depot
205 E McClellan Street, North Bend, WA 98045
スノコルミー駅 Snoqualmie Depot
38625 SE King Street, Snoqualmie, WA 98065
シアトル： シアトル航空博物館
6月16日（日） 10am-5pm
ボーイングが創業した土地に建設され、米国西海岸では最大かつ最も完成度の高い航空機を所蔵していることで知られるシアトル航空博物館。「父の日」は、子どもを同伴している父親の入場料が無料になります。
人間がどのように飛行機を進化させてきたか、飛行機がどのように使われてきたかを紹介しているほか、宇宙関係の展示も豊富。今月8日に公開が始まった宇宙での生活についての展示『Home Beyond Earth』も必見です。
グルメなら
アウトドアが好きなら
シアトル市内近郊には、のんびりできる公園がたくさんあります。海や湖のそばの公園もおすすめです！
山や森林などでのハイキングに行く時は、必ずよく調べてからお出かけください。ワシントン・トレイル協会（WTA）の『Ten Essentials』 やアウトドアギア専門店 REI の『Day Hiking Checklist』などを読んで準備するのもおすすめです。
