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州都オリンピアの観光スポット

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Legislative Building
州議事堂

ワシントン州の州都オリンピア市にある美しいドーム型建築物。これは、ワシントン州の州議事堂 (Legislative Building)で、州知事・書記官・財務官・会計検査官などが事務所を構え、州議会を開催する重要な建物だ。ギリシャとローマの建築に大きく影響を受けたデザインが特徴で、北米にある石造りの建造物では最高の高さ87メートル(287フィート)を誇り、1922年から6年の歳月をかけて完成された。約45分にわたる無料ツアーでは、上院・下院の会議室や州政府の事務所、応接室なども見学できるほか、ワシントン州のおおまかな歴史も学べるようになっている。ツアーは平日午前10時から午後3時、週末午前11時から午後3時まで、1時間おきに催行。1回のツアーの定員は25名、先着順。

ワシントン州議事堂バーチャル・ツアーのウェブサイトはこちら

住所 416 Sid Snyder Avenue SW, Olympia (地図
電話 (360) 902-8880
公式サイト des.wa.gov/services/facilities/CapitolCampus/

(掲載:2013年9月 取材・文: 上田智子)

State Capital Museum
州都博物館

州議事堂から7ブロック南にある 『Lord Mansion』 内に設置された博物館。1階と2階の展示場ではネイティブ・アメリカンの歴史から、オリンピアが州都に選ばれた歴史など、ワシントン州の歴史上で重要な出来事を紹介している。

1923年に銀行家クラレンス・J・ロード氏とその妻エリザベスが住んだ 『Lord Mansion』 は、ジョセフ・ウォレブによってデザインされたもの。カリフォルニア州で生まれ育ったウォレブは米国南西部に多いスペイン植民地風の屋敷を実現した。ロード氏は1902年から1903年にかけてオリンピア市の市長を務め、州都をオリンピア市以外に移すことに強く反対したことで知られる。1939年のロード氏の死後、妻のエリザベスは屋敷と土地をワシントン州に寄贈した。内装には手が加えられているが、ダイニング・ルームと中央部の階段は当時のまま。米国、およびワシントン州の史跡として登録されている。

住所 211 21st Avenue, Olympia (地図
電話 (360) 753-2580
公式サイト www.washingtonhistory.org/visit/scm/

Bigelow House Museum
ビゲロウ・ハウス・ミュージアム

1850年代に弁護士兼議員だったダニエル・R・ビゲロウ氏とその妻で教師だったアン・エリザベス・ホワイト・ビゲロウによって建設された民家。1824年に生まれ、ニューヨーク州で育ったビゲロウ氏は1851年にオレゴン・トレイルを横断し、ポートランドに短期間滞在した後、できたばかりのオリンピア市で弁護士・政治家として活躍するようになる。一方、後にビゲロウ氏の妻となるアン・エリザベス・ホワイトはわずか14歳だった1851年に一家でウィスコンシン州から西海岸に引越し、1853年から教師として働き始めたが、翌年にビゲロウ氏と結婚。この家で8人の子供を育て上げた。

ヨーロッパのゴシック様式をアメリカで入手できる材料で作り変えたカーペンター・ゴシック様式のこの民家はオリンピア市で最も古いもので、米国北西部でも現存する最も古い民家の1つ。1995年にミュージアムとして一般に公開されるようになった。1階には当時の生活を垣間見ることのできる家具や個人的な所有品などがそのまま保存されている。

住所 918 Glass Avenue NE, Olympia (地図
電話 (360) 753-1215
公式サイト olympiahistory.org/wp/

Olympic Flight Museum
オリンピック航空博物館

ビンテージの航空機を展示している博物館。航空機の歴史を学べる。ギフトショップでは航空機の模型や DVD などが販売されている。毎年6月には、オリンピック・エア・ショーも開催し、第2次世界大戦に使われたものから新しいものまでさまざまな戦闘機が公開される。

住所 7637 Old Hwy 99 SE, Olympia (地図
電話 (360) 705-3925
公式サイト www.olympicflightmuseum.com

(掲載:2008年1月)

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