春らしくなってきたので、そろそろコカニーでも釣るべと、レイク・スティーブンズに行ってきた。
新人達がコカニー釣りにかなり苦戦しているようなので、ここは釣り歴30年の長老の腕の見せどころだが、正直コカニーほど釣るのが難しい魚はないというほど、水準の高い釣りである。
とにかく神出鬼没で、ものすごい気分屋。前回よく釣れたルアーも今日釣れるという保証はない。姫マスというくらいだから気位が高いのか、この魚はナンパしかけても全く相手にしてくれないのだ。
しかも、レイク・スティーブンズは早朝しか食わないという悪名高い湖で、朝7時に行ったのではもう遅いと言われるほど。
ここでオデコで引き上げたら男の沽券に関わるので、朝4時起きで現地には5時半には到着。払暁を合図に釣り始めるものの、なんと魚信は全く無し。
どうにかならんか?
沈黙。焦燥。渇望。祈願。諦念。嗚呼・・・
刻々と2時間が無為に過ぎ、されどアタリすら無し。
「まさかこのまま引き揚げることになるのか?」と観念しかけた頃にやっと竿先が激しく動揺し、1匹目のコカニーが!
それからは世界がガラリと変わって次々にアタリが。ダブルヒットも2回もあって、アタリの合計は15回。
ハリがかりしないのや途中でバレるのは半分くらいあるものの、確保できたコカニーは合計8匹。それにカットスロートのおまけも1匹で、まずまずの釣果だった。(内心ヒヤヒヤだったが)
ワシントン州で魚釣りや潮干狩りをするには、ライセンスを購入する必要があります。また、量・数には制限があります。ワシントン州魚類野生動物管理局(WDFW)の公式サイトでライセンスを購入し、規則を読んでから出かけましょう。