ジャンル | SF |
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公開 | 2012年 |
監督 | ジョシュ・トランク |
出演 | デイン・デハーン、アレックス・ラッセル、マイケル・B・ジョーダン、マイケル・ケリー |
Rating | PG-13 |
公式サイト | www.facebook.com/Chronicle |
あらすじ
ビデオカメラを手に入れ、その日から全ての出来事をビデオに記録し始めた高校生のアンドリュー(デイン・デハーン)は、ある日いとこのマット(アレックス・ラッセル)と学校の人気者スティーヴ(マイケル・B・ジョーダン)と奇妙な体験をしたことがきっかけで、超能力が使えるようになる。悪ふざけの好きな3人は最初はこの不思議な力を試して遊ぶだけにとどまっていたが、徐々にエスカレートし、ついには取り返しのつかない事態を引き起こしていく。
On Screen
『Cloverfield(邦題:クローバーフィールド)』(2008)や『District 9(邦題:第9地区)』(2009)などでお馴染みの、疑似ドキュメンタリーと呼ばれる映画手法で制作されており、アンドリューがビデオカメラで撮影した映像や防犯ビデオ、テレビのニュース映像などを編集して作られた作品という設定になっている。
舞台はシアトルで、スペース・ニードルやダウンタウンのビル街が頻繁に登場する。しかし、撮影は主に南アフリカ共和国のケープタウンで行われており、3人が通う高校にはバンクーバー B.C. の高校が使われた。
視覚効果を監督したサイモン・ハンセンは、『第9地区』 の映画の基になった短編映画 『Alive in Joburg』 の視覚効果スタッフの中心人物。本作でも低予算で非現実的な光景を限りなく現実的に描写し、圧倒的な臨場感を生み出している。舞台にシアトルを選んだ理由についてジョシュ・トランク監督は Moviefanatic のインタビューで「シアトルが舞台になっている SF 映画は多くない。スペース・ニードルも作品に特別感を与えている」と答えている。