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シアトル映画ロケ地めぐり『The Fabulous Baker Boys(恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ)』

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製作年 1989年
監督 スティーブ・クローブス
出演 ミッシェル・ファイファー、ジェフ・ブリッジズ、ボー・ブリッジズ
Rating R

あらすじ

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兄フランク(ボー・ブリッジズ)と弟ジャック(ジェフ・ブリッジズ)は、落ち目のピアノデュオ。15年間も演奏してきたバーは今日もガラガラで、フランクのつまらないジョークに笑う客さえおらず、ついにオーナーから「もう来ないでいい」と断られてしまう。それでも、妻子のため、郊外に買った家のため、なんとか仕事をもらおうと客に媚びを売るフランク。一方のジャックは、まるで自分は部外者であるかのようにその様子を黙って見ている。犬と一緒の気ままな独身生活を送るジャックは、客にへつらうフランクを内心で軽蔑しているのだ。しかし、そのジャックも、実はソロのジャズピアニストになるという夢に向かって踏み出せない臆病さを隠していた。

にっちもさっちも行かなくなったことを感じたフランクは、起死回生を図ろうと、女性歌手を迎え入れることを提案する。オーディションには、歌手になることを夢見る女性が37人もやってくるが・・・。

On Screen

映画はシアトルのダウンタウンの風景で始まります。フランクはパイオニア・スクエアのランドマーク、スミス・タワーの傍にあるアパートに住んでいますが、これは 2nd Avenue と Main Street の角にある古い煉瓦の Masin’s Furniture Warehouse の最上階。しかし、ベッドに寝ている女性の横でジャックがタキシードに着替える冒頭シーンは、ベルタウンにあった 『Two Dagos From Texas』(2600 1st Avenue, Seattle)というレストランの2階で撮影されたそうです。

タキシードを着たジャックは、ウォーターフロント沿いの Alaskan Way を歩き、その日のギグの会場へ向かいます。途中で見えるネオンサインは、シーフードで有名な 『Ivar’s』 のネオンサイン。クラブのシーンはほとんどがロサンゼルスで撮影されたそうですが、映画全編にわたってシアトルのダウンタウンやパイオニア・スクエアなどの風景が挿入されています。

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