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カスケード・フットヒルズ:ドイツ村レブンワースで異国情緒を満喫

おとぎの国から抜け出してきたようなレブンワース

シアトルから東へ約135マイル(約220km)の山間部にある、ドイツ村レブンワース。1960年代から村おこしのため中心部の街並みをドイツのバイエルン風に統一し、年中を通して観光客でにぎわっています。

レブンワースってどんなところ?

レブンワースは、ワシントン州を東西に分断するカスケード山脈の東側に位置するドイツ村です。

1892年にグレート・ノーザン鉄道が開通し、製材業で栄えましたが、1925年に鉄道が隣町のウェナチーに移設されると、人口が減少し始めました。さまざまな村おこしの取り組みが検討されましたが、1960年代に中心部の街並みをドイツのバイエルン風にすることが決定。

三角屋根の木造の建物にカフェやレストラン、ブルワリーやベーカリー、アンティーク・おもちゃ・帽子・クラフト・アパレルなどのショップ、ホテルやミュージアムが軒を連ねる、小さなダウンタウンが完成しました。今では、州内はもちろん、国内各地から毎年約100万人を超える観光客が訪れるようになっています。

レブンワースの楽しみ方

伝統的なソーセージの一種 Brühwurstブリューヴルスト

イベント:春の訪れを祝うメイフェスト、ソーセージ祭り、秋のビール祭りやリーフ・フェスティバル、そして冬のロマンチックなクリスマスのライトアップなど、年中を通して観光客を呼び込むさまざまなイベントが開催されています。

ドイツ料理:伝統的なドイツ料理やビールを味わえるのは、レブンワースならでは。伝統的な製造法で造られたソーセージを食べながら、地元のクラフトビールを飲むのはまた格別です。詳しくは「カスケード・フットヒルズ:ドイツ村レブンワースならではのグルメを味わおう」で。

アウトドア・アクティビティ:ダウンタウンのそばを流れるウェナチー・リバーに沿ったトレイルは、春から秋は森林浴、冬はスノーシューにおすすめ。周辺の山々では、ハイキングやクライミング、キャンプ、マウンテン・バイキング、スキー、スノーボードなど、さまざまなアクティビティが楽しめます。レブンワースの東に位置するレイク・ウェナチーからレブンワースを通り、ウェナチーでコロンビア・リバーと合流するウェナチー・リバーではラフティングも人気があります。また、スキー場のスティーブンズ・パスまで約30分、ミッション・リッジまで約1時間でアクセスできます。

野鳥観察:春に野鳥フェスティバルや野鳥観察ツアーが開催されるほどたくさんの野鳥が生息しているので、双眼鏡を持参しましょう。

トナカイの牧場:三世代にわたり、トナカイ(reindeer)を飼育している牧場も人気です。アクセスは有料で、特にホリデー・シーズンや学校の休暇期間中は、かなり前もって予約する必要があります。詳細はこちら

屋外劇場:夏は、屋外劇場での 『The Sound of Music(邦題:サウンド・オブ・ミュージック)』 などのミュージカルも人気。カスケード山脈の山々をバックに登場人物が現れるシーンは、本当のアルプスにいるかのように思えます。

レブンワースの主なイベント

1月: Ice Fest
5月: Spring Bird Fest、Mayfest
6月: Leavenworth Wine Walk
6月~10月: ファーマーズ・マーケット
7月: Leavenworth Sausage Fest
7月~9月: Leavenworth Summer Theatre
8月: Leavenworth Wine Tasting Festival
9月: Family Farm Festival、Wenatchee River Salmon Festival、Washington State Autumn Leaf Festival
10月: Octoberfest
11月: Christmas Market
12月: Christmas Lighting Festival

※イベントのある時期はホテルがすぐに満室になるので、かなり早めに予約すること。

主なショッピング、レストラン情報は、レブンワース商工会議所の公式サイトで!

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