レイク・シェランは、カスケード山脈の端に位置する、東西に平均1マイル(1.6km)、南北に約50.5マイル(約81km)の細長い天然湖です。
氷河によって削られたこの湖の最大水深は約1,500フィート(約450m)と、アメリカ国内で3番目の深さを誇ります。レイク・シェランの名前が「深い水」という意味のネイティブ・アメリカンの言葉に由来しているのも納得です。
27の氷河と57の小川が流れ込むため水は年中を通して冷たく、南端のリゾート地ではウォータースポーツが人気。また、キャンプ、釣り、さらには地元のワイナリーでのワインテイスティングなど、多彩なアクティビティが楽しめるのが魅力です。特に夏はワシントン州西部とは桁違いに乾燥して暑い場所で過ごしたい人に人気があります。
シェランは兵庫県加東郡東条町と姉妹都市で、さまざまな交流が行われています。
レイク・シェランの基本情報
主な町:
シェラン 人口約4,220人(2020国勢調査)
マンソン
ステヒーカン
距離:ウェナチー~シェラン:約40マイル(約64km)
レイク・シェラン商工会議所
Lake Chelan Chamber of Commerce & Visitor Center
216 East Woodin Avenue, Chelan(地図)
www.lakechelan.com
観光案内所も兼ねていて、観光に関する質問に職員が答えてくれます。
レイク・シェランで楽しめるアクティビティ
レイク・シェランの南岸は1年の晴天日が平均300日というリゾート地で、特に、レイク・シェラン州立公園は、ウォーター・スポーツのメッカとして人気があります。
開拓者がレイク・シェランに到達した1800年代から釣りも盛ん。ワシントン州最大のレイク・トラウトが釣れたところとしても有名ですが、深いところでは体重25ポンドものマダラ(Ling Cod)やマス(Lake Trout)、体重30ポンドものチヌーク・サーモン、水温が高い浅い場所では虹鱒(Rainbow Trout)やコクチバス(Small Mouth Bass)を釣ることができるそうです。
また、ワイナリーめぐりもはずせません。海抜約1,100フィートとやや高い標高に位置し、冷涼な気候のブドウ栽培に適していることから、1998年に最初の葡萄栽培が始まり、2009年にレイク・シェラン AVA に指定されました。湖の南側と東側に葡萄畑が広がり、次のようなワインが製造されています。詳細はワシントン州ワイン協会の公式サイトなどでご確認ください。
- シラー (Syrah)
- ピノ・ノワール (Pinot Noir)
- シャルドネ (Chardonnay)
- ピノ・グリ (Pinot Gris)
- メルロー (Merlot)
- リースリング (Riesling)
このレイク・シェランの遊覧船 『Lady of the Lake』 に乗船すると、標高8,000フィートの山々を眺めながら、ステヒーカン(Stehekin)という人口約100人の小さな村落がある湖北岸にも行くことができます。ステヒーカンは、シェラン国立レクリエーション地域にあり、大自然に囲まれた過疎地でのハイキングやキャンプなどが楽しめます。
Stehekin という名前は、コースト・サリッシュの言葉では「通り道」や「回る場所」を意味し、インテリア・サリッシュの言葉では「山の頂」を意味します。彼らはここを通ってパシフィック・コーストの部族らと貿易をしていたとされています。