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シアトルでアウトドア: ワシントン州ハイキング10選

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美しい山脈に囲まれたワシントン州・シアトルでは、大自然の中に飛び込むのが何よりのエンターテインメント。何千というハイキング・コースの中から、地元ハイカーの情報源、ワシントン・トレイル協会(WTA)やマウンテニアーズ(The Moutaineers)のお墨付きのコースをさらに厳選した、オススメ10選をご紹介。

Chelan Lakeshore Trail(シェラン・レイクショア・トレイル)

本格的ハイキング・シーズン前の泊りがけ山歩きに最適。ボートでレイク・シェランを3/4ほど北上し、プリンス・クリーク(Prince Creek)から「陸の孤島」と言われる村落ステヒーカン(Stehekin)まで、雪渓を背景とした湖畔のトレイルを歩く。

ワシントン州ハイキング10選
エリア セントラル・カスケード
距離 往復27km/17ml(Prince Creek-Stehekin)
標高差 488m/1600F
奨励シーズン 4月~6月&9月~10月
公式サイト www.wta.org/go-hiking/hikes/chelan-lakeshore

Green Mountain(グリーン・マウンテン)

今年話題のトレイル。土砂崩れにより2003年から車両通行止めになっていた林道が開通し、今シーズンから復活した人気コース。10年以上人の出入りの少なかった原生林を歩き、新緑の高原を抜け、標高1981メートル(6500F)のピークからはカスケード山脈を見回せる。

ワシントン州ハイキング10選
エリア マウンテン・ループ・ハイウェイ
距離 往復13km/8ml
標高差 945m/3100F
奨励シーズン 6月下旬~10月
公式サイト www.wta.org/go-hiking/hikes/green-mountain

Spray Park(スプレー・パ-ク)

マウント・レーニアの中でも1、2を争う人気ハイキングコース。所々雪渓の残る広大な高原に、紫のルピナスや黄色のリリーが色を添え、あちこちからマーモットの口笛が聞こえてくる。レーニアの山頂を目前に眺めながらの、ピクニックは最高。

ワシントン州ハイキング10選
エリア マウント・レーニア国立公園
距離 往復12.5km/7.5ml
標高差 488m/1600F
奨励シーズン 7月中旬−10月
公式サイト www.wta.org/go-hiking/hikes/spray-park

Cascade Pass and Sahale Arm(カスケード・パス&サハレ・アーム)

ワシントン州で最も素晴らしいハイキングの一つ。カスケード・パスまでの行程は楽なので、子どもや膝の弱い人でも行けるだろう。体力のある人なら山の背のサハレ(2307m/7570F)を目指そう。それだけ価値のある風景に出会えること間違いなし。

ワシントン州ハイキング10選
エリア ノースカスケード国立公園
距離 往復19km/12ml
標高差 1219m/4000F
奨励シーズン 7月中旬−9月
公式サイト www.wta.org/go-hiking/hikes/sahale-arm

Harry’s Ridge(ハリーズ・リッジ)

1980年にマウント・セント・へレンズで起きた大噴火が理解できるコース。ジョンソン・リッジ観測所(Jonston Ridge Observatory)の人ごみを抜け、スピリット・レイク(Spirit Lake)が見えるポイントまで歩くと、火山灰と土石流により崩壊した山に少しずつ生命が宿っている様子を間近で見られる。

ワシントン州ハイキング10選
エリア マウント・セント・ヘレンズ国立モニュメント
距離 往復13km/8ml
標高差 61m/200F
奨励シーズン 5月−10月
公式サイト www.wta.org/go-hiking/hikes/harrys-ridge

Little Bandera(リトル・バンデラ)

大人気の Ira Spring Trail(イラ・スプリング・トレイル) からバンデラ山(Bandera Mountain(バンデラ・マウンテン)に入ると、にわかに傾斜がきつくなる。しかし、広々とした高原に白いベアグラスが光輝くエリアに入り、偽ピークである「リトル」バンデラに到達する。さらに歩いて本物のピークに向かうこともできるが、道のりは険しい。

エリア スノーコルミ・パス西側
距離 往復11km/7ml
標高差 869m/2850F
奨励シーズン 7月−10月
公式サイト www.wta.org/go-hiking/hikes/bandera-mountain

Lake Ingalls(レイク・インガルス)

目を刺すような青い湖、岩場のピーク、スチュワート山脈の眺めなどなど、ハイライトが目白押しのコース。カスケード山脈の東側にあり、さんさんと照りつける太陽、乾燥した空気、植生の違いも魅力。

ワシントン州ハイキング10選
エリア スノコルミー地域
距離 往復14.5km/9ml
標高差 762m/2500F
奨励シーズン 7月−10月
公式サイト www.wta.org/go-hiking/hikes/lake-ingalls

Horseshoe Basin(ホースシュー・ベイスン)

カナダとの国境沿いのセントラル・ワシントン
本リスト内ではシアトルからの距離が一番長く、登山口まで車で少なくても7時間はかかるだろう。しかし、その壮大なパノラマは何ものにも代え難い。標高2195メートル(7200F)に及ぶ丘陵が広がり、ピークや高山の湖が密集している。テント泊ハイキングで、できれば数日間は留まりたいエリア。

ワシントン州ハイキング10選
エリア カナダとの国境沿いのセントラル・ワシントン
距離 往復19km/12ml
標高差 472m/1550F
奨励シーズン 7月−9月
公式サイト www.wta.org/go-hiking/hikes/horseshoe-basin-pasayten

Mount Townsend(マウント・タウンゼンド)

原生林の森を抜け、州花である(カリフォルニア)シャクナゲのトレイルを通り、ピュージェット湾の島々とカスケード山脈を背景とするシアトルの遠景が見下ろせる頂上(1908m/6260F)まで辿り着く。もちろん、目前にはオリンピック山脈の大自然が広がる。

ワシントン州ハイキング10選
エリア オリンピック半島
距離 13km/8.2ml
標高差 884m/2900F
奨励シーズン 7月−9月
公式サイト www.wta.org/go-hiking/hikes/mount-townsend

Ozette Triangle(オゼッタ・トライアングル)

ワシントン州の海岸線の中でも群を抜く絶景が望める。寒帯雨林と湿原の中の遊歩道を抜けると、ワシントン州最北端の海、太平洋に出る。ネイティブ・アメリカンによる岩面彫刻があるビーチを歩いて、レインフォレストに戻る周遊コース。

ワシントン州ハイキング10選
エリア オリンピック国立公園内の海岸線
距離 往復15km/9.4ml
標高差 91m/300F
奨励シーズン 通年
公式サイト www.wta.org/go-hiking/hikes/lake-ozette

掲載:2015年7月 更新:2019年7月 文:渡辺菜穂子

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