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ワシントン州にある火山の基本情報

アメリカで20番目に大きく(172,364平方キロ)、日本の国土の半分近い面積があるワシントン州には、北から南へマウント・ベーカー、グレーシャー・ピーク、マウント・レーニア、マウント・セント・へレンズ、マウント・アダムスという5つの成層火山(stratovolcano)があります。

マウント・アダムスを除く4つの火山が過去250年の間に噴火していますが、火山活動が活性化する時期を予測することはとても困難です。

カスケード・レンジ

これらの火山は、太平洋を囲む環太平洋火山帯(Ring of Fire)の一部を構成している、カスケード・レンジ(Cascade Range)と呼ばれる火山弧(volcanic arc)の一部です。

カスケード・レンジは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州からカリフォルニア州北部まで伸びており、アメリカにある13の主要な火山が、このカスケード・レンジに含まれています。

ワシントン州天然資源管理局やワシントン州政府によると、この火山弧では過去12000年の間に200回以上の噴火が観測されています。そのたびに火山灰(tephra)、溶岩流(lava flow)、火山泥流(lahar)が発生していることがわかっています。

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