200名以上のメンバー数を誇るワシントン大学日本人生徒会(JSA)主催の文化祭 『祭』 が20日に開催され、雨天にも関わらず400人以上が来場した。
改装工事を経て昨年10月に再オープンした HUB の新しい会場の広さは、これまでの約2倍。第7回となった今年は、縁日を思わせる 『ハスキー通り』 というテーマに合わせ、懐かしいゲームやカラオケ、日本の食べ物を売る屋台など、約15のブースが並んだ。
「このイベントは、日本人以外の学生に日本の文化を伝える絶好の機会」と語るのは、会長のエミリー・イケダさん。剣道部の実演や留学生らによるソーラン節など、パフォーマンスもすべて学生主体で行われており、日本語を学ぶ学生や日本文化に興味のある人も多く訪れている。「日本らしいゲームや食べ物、パフォーマンスが一度に楽しめる場として、毎年好評をいただいています。」
JSA は東日本大震災が発生した2011年以降は復興支援活動も行い、今年もワシントン大学の学生が組織した支援団体 『Japan Disaster Relief』 がブースで寄付を募った。同団体は被災者との文通プログラムや、被災地にいる子どもたちへクリスマス・プレゼントを贈る企画などを積極的に展開している。
ワシントン大学日本人生徒会(JSA)
【公式サイト】 students.washington.edu/jsa/
掲載: 2013年4月23日