シアトルに本社を置くバイオテクノロジー企業、Acucela 社の窪田良会長、社長兼 CEO が、日経ビジネスが今年初めて企画した 『次代を創る100人』（10月31日号）の一人に選ばれた。
Acucela 社は加齢黄斑変性（AMD）の治療に用いる、安全性と有効性に優れた薬剤の開発を専門としているバイオテクノロジー企業。AMD は、米国における失明の主原因となっており、患者数は全世界で2,900万人以上と推定されている。現在、ドライ型 AMD 患者を対象とした治療薬である「ACU-4429」のフェーズ2臨床試験に入っている。
今回の選出について窪田氏は、「正直言って驚いているが、大変ありがたいこと。英語では “The Most Influential People For Japan” とあり、大企業でもないバイオテクノロジー企業の私がそのように認識されたのはとても大きなことだと感じている。身の引き締まる思い」と語った。
掲載： 2011年11月8日
