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ボランティアグループの耳文庫、ジャパンウィークで20周年記念作品を上演

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耳文庫

1997年に日本語での朗読のボランティアグループとして活動を開始し、現在は人形劇と読み聞かせの活動で多くの人に親しまれている耳文庫が、今年7月で20周年を迎えました。これを記念する20周年記念作品が、今年10月にベルビュー市で開催されるジャパンウィークで上演されます。

そこで、新作のディレクターを務める竹澤幸恵さんからジャングルシティ・ユーザの皆さんへのご挨拶をお届けします。

「チョン、チョン、チョン・・・・チョン!」

拍子木の音が鳴りやむと、人形劇の小さな舞台の幕が開きます。幕の向こうには、好奇心いっぱいのキラキラと目を輝かせた、たくさんの子供たちが待っていてくれます。

耳文庫は、シアトルの子供達の笑顔と多くの方達に支えられながら、お蔭様で今年の7月に20周年を迎えることができました。この場をお借りしまして、いつも会場に足を運んでくださる観客の皆様、私達に活動の場を提供して下さっている各教育機関やイベントの関係者の皆様、そして、今でも多くの子供達に親しまれている作品の制作、活動にご尽力いただいた旧メンバーの方々に心より厚くお礼申し上げます。

今日では、耳文庫を人形劇と読み聞かせのグループとしてご存じの方も多いことと思いますが、もともとは1997年に日本語での朗読のボランティアグループとして、対面朗読や、高齢者の方や視覚障害のある方等、本を読むことが困難な方の為に録音し、配布するという活動から始まりました。そして、2006年より、日本の昔話を中心とした人形劇の活動を始め、それと並行しながら、シアトルの公立小学校での定期的な読み聞かせも継続して活動し、現在に至っています。

耳文庫

今まで止まることなく歩んできた私達ですが、昨年度は初めて公演活動を少しお休みさせていただきました。時代もメンバーも少しずつ移り変わり、今後も多くの方々により楽しんでいただくために、一度立ち止まって、まったく新しい形の作品創りに集中してみようという試みからでした。その間、「ああでもない、こうでもない」と模索を続けていましたが、少しずつ少しずつ、メンバー達のたくさんのアイデアが結集され、ご家族で楽しんでいただける新しい作品へと仕上がってきました。耳文庫20周年記念作品として、子供たちの笑顔を思い浮かべながら、この秋、お披露目を目標に制作をがんばっていますので、どうぞ楽しみに待っていてくださいね。

また、耳文庫では、お手伝いをしてくださる方も随時募集しています。演劇、音楽、クラフト、お裁縫が好きな方、読み聞かせに興味のある方、皆さんのいろいろな趣味を活かせる場です。未経験者の方も少しの時間のお手伝いも見学も大歓迎です!ご興味のある方は、お気軽に mimibunkosea@gmail.com まで、いつでもお問い合わせください。

耳文庫は、これからも親子で楽しんでいただける楽しい空間創りを目指して、人形劇、読み聞かせ、そして音楽等を取り入れた新しい企画にも積極的に取り組んでいこうと思います。また近いうちにシアトルのどこかで、みなさんの笑顔にお会いできる日をメンバー一同、心より楽しみにしています!どうぞ今後共、ご支援よろしくお願い申し上げます!

新作の最新情報、そして今後の公演予定など、これからも耳文庫の Facebook などで随時更新していきます!どうぞお見逃しなく!

ジャパンウィーク
【会場】 Bellevue College E-129
【耳文庫人形劇公演日時】 10月7日(土)11am-11:45am; 2pm-2:45pm
※開場は各公演30分前
※会場は人数制限がありますので、お早めにお越し下さい。

ジャングルシティでは、各種イベントに関する個別のお問い合わせにはおこたえできません。 ご質問等は上記問い合わせ先にご連絡ください。

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