ワシントン州産の蕎麦を使った手打ち蕎麦で人気のシェフ・相馬睦子さんが、今秋、蕎麦と季節のてんぷらの専門店 『Kamonegi(かもねぎ)』 をシアトルで開店します。
シアトルの人気レストランで経験を積み、日本に戻って蕎麦作りを学んだ相馬さん。ワシントン州が米国でも有数の蕎麦の産地であることを知り、「アメリカに日本の蕎麦を伝えたい」と、2012年から蕎麦のポップアップ・イベントを展開してきました。2013年から2016年にかけてシアトルの Miyabi 45th(2017年に閉店)でシェフを務めた後、蕎麦のポップアップ・イベントを再開。そして、現在、昨年のインタビューで「構想中」と話してくれた店の開店に向け、準備を進めています。
ロケーションは、以前に Art of the Table があった店舗スペース(1054 North 39th Street, Seattle)。フリーモントとウォーリングフォードの境界線周辺は今、注目のエリアの一つ。営業は週5日のディナーのみで、メニューのハイライトは、基本的な蕎麦、オリジナルの蕎麦、そして季節のローカル野菜を使ったてんぷらで、人気メニューの鴨南蛮、マツタケを使ったせいろそば、トリュフ塩でいただくアナゴのてんぷら、カレー風味の塩でいただくエアルーム・キャロットなど、「基本的な蕎麦に、ちょっとひねりをきかせたものもそろえます」と相馬さん。「目標は9月開店。自家製の蕎麦はもちろんですが、日本にない、変わったローカル野菜のてんぷらも楽しんでいただけたら」。
器の購入資金や改装費用を募るクラウドファンディングも今日からスタートしたそう。サポーターには、ギフト券の割引価格での購入、VIPディナー、プライベートでの蕎麦作りの実演、蕎麦ブランチなどが提供されます。詳しくはこちらでご覧ください。
Kamonegi
1054 North 39th Street, Seattle(地図)
www.kamonegiseattle.com