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「熱中小学校」がシアトルで出張授業!地方から始まる新しいコミュニティの形を世界へ

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2015年に始まった「熱中小学校」という地方創生活動をご存知ですか?熱中小学校は、「もう一度7歳の目で世界を」を合言葉に、学びたい大人のための学校としてたった3年の間に日本全国に10校を展開し、昨年からはさらに熱中通販と呼ばれるオンラインコマース事業まではじめた、日本で非常に注目されている取り組みです。

その熱中小学校が次なる展開として熱中小学校の海外展開プロジェクトを開始し、その最初のトライアルとして「熱中小学校出張授業」をシアトルで開催することになりました。日本の地方と海外の日本人コミュニティがつながるこの新しい取り組み、ぜひこの出張授業でその素晴らしさを体験してみてください。

熱中小学校

日本全国に広がる熱中小学校

もう一度7歳の目で世界を – 地方と人を育てるエンジン

2015年に山形県高畠の廃校から始まった熱中小学校は、これまで北は北海道から南は九州宮崎まで10校を展開し、750人のいつになっても学びたい7歳の目を持った大人たちと180人の教諭陣が、ユニークで刺激的な講義を通してさまざまな新しい取り組みを生んでいます。

180人の教諭陣はさまざまな業界からさまざまな人が手弁当で参加、シアトルにゆかりのあるところでは元マイクロソフトの古川さんがビジネススタートアップの教諭として参加されています。

熱中小学校

くちのくま熱中小学校の入学式の様子

熱中小学校が注目されているのは、生涯学習にとどまらず、新しいことを学ぶことを通して新しいビジネスが立ち上がり、真の地方創生のエンジンとなっているところです。

高畠では学校開校とともにぶどう畑再生プロジェクトを開始、そして昨年11月には日本全国すべての熱中小学校が参加し、『熱中通販』 が始まりました。学ぶだけでなく、得た知識を活かして新しいビジネスを立ち上げ、地方創生に貢献する、熱中小学校のユニークな取り組みとして注目されている理由です。

熱中小学校

山形県高畠で行われているぶどう畑再生プロジェクト

地方から海外へ、海外から地方へ。熱中小学校の次のステップ

国内では今年中に11校目の開校が予定されていますが、日本全国に広がる取り組みの次のステップは海外への展開。日本で教鞭をとる熱中小学校の先生がシアトルに来て授業をし、そしてシアトルで教鞭をとる先生が日本全国に広がる熱中小学校に出張授業をするといった構想は、どうしても東京や首都圏中心になりがちな海外とのコミュニケーション・ネットワークづくりを、日本全国幅広い地域に広げることができるのではという考えがベースになっています。今回の出張授業の結果次第で、シアトルの日本人コミュニティが日本全国の地域コミュニティとつながっていくエンジンになるかもしれません。

動画力で伝える熱中小学校

熱中小学校のシアトル出張授業を見に行こう!

来る7月7日(土曜日)、熱中小学校の生みの親で用務員の堀田一芙さんと、同じく熱中小学校で放送室担当の中村寛治さんが、海外で初めての熱中小学校出張授業をシアトルの東にあるベルビュー市で行います。会場は7月7日から開催されるジャパンフェア、テーマは「動画力!」。堀田さんによる熱中小学校の紹介に始まり、熱中小学校で一番人気の授業を、日本のビジネス向けの動画サービスでトップカンパニーとして知られるヒューマンセントリックス社長の中村さんが行います。中村さんのノウハウを余すところなく聞くことができる出張授業、ぜひ足を運んでみてください。

熱中小学校 シアトル出張授業
【開催日時】7月7日 10am
【会場】ジャパンフェア @ メイデンバウアー・センター4階会議室
※事前登録の必要はありません。どなたでも大歓迎!

文:保坂隆太

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