2018年で設立20周年を迎えた少林寺拳法・シアトル支部が、北米講習会&大会をシアトルで6月8日から3日間にわたり開催します。
今年で6回目となるこの北米大会には、米国・カナダから100名を超える拳士、一般財団法人少林寺拳法連盟会長・川島一浩氏が出席し、10日の大会には、山田洋一郎・在シアトル日本国総領事が来賓として出席します。
少林寺拳法とは、テロや紛争、戦争がない平和な社会の実現を目指し、社会に役立つリーダーを育てることを目的に、宗道臣(そう・どうしん)氏が1947年に日本で創始した武道。現在は世界各地に支部がありますが、シアトル支部が正式に認可されたのは1998年でした。
支部長を務める尾中泰(おなか・ひろし)さんは、中学時代に初めて少林寺拳法の存在を知り、大学時代に本格的に少林寺拳法を習い始めたそう。シアトル支部で大学教授、弁護士の卵、FBI職員、警察官、看護師など、いろいろな職業の門下生とともに修練し、2010年にはシアトル大学支部の正式認可も実現させました。
「数も力のうちと言えることから、もっと門下生を増やしたいですね」と、尾中さん。「日本発祥の武術でもある少林寺拳法を通じて、日米交流の橋渡しの一端を担いたい」。
ご興味のある方は、シアトルでの北米講習会&大会をお見逃しなく。
写真©少林寺拳法世界連合、少林寺拳法・シアトル支部