※同店は2017年1月に閉店し、同年2月に 『Adana』 として再開しました。
この6月にレストラン激戦区のキャピトル・ヒルにコンテンポラリな懐石料理 『Naka』 が開店するとのニュースが話題を呼んでいる。
「シアトルでまだあまり知られていない懐石料理をお出しするのが楽しみ」と語るのは、『Naka』 のオーナーシェフ、中島正太氏。レイク・ワシントン東岸のイーストサイドで育ち、大阪の辻調理師専門学校、ミシュラン星付き割烹で修行した後、シアトルのイーストレイクにある 『田むら』 勤務を経て、ケータリング・サービス 『Kappo Kitchen』 を起業。昨年12月にシアトルで開催された、世界遺産「和食」をフューチャーする「いただきますの日」に出場し、繊細かつ美しい料理で会場を魅了した。「大阪・北新地のミシュラン星付き割烹 『さか本』 での修行で培ったルートを通じて日本から入手する食器と食材を使います。例えば、血合い抜きのマグロ節や真昆布など。そして、すべてのレストランの基本である顧客サービスに重点を置き、常に切磋琢磨するチームを作り上げていきたい」。
ここ20年で大きく変わった、シアトルの食文化。本格的な懐石料理がどのように受け止められるか、今から楽しみだ。
Naka
1449 East Pine Street, Seattle, WA 98122
www.nakaseattle.com
最新情報:www.facebook.com/nakaseattle
掲載:2015年5月 更新:2017年1月