20年以上にわたり個人ボランティアが運営していた文庫から本を引き継ぎ、2013年から有志でベルビュー市の Bellevue Children’s Academy 内にて日本語の本の貸し出しを行っているともしび文庫の新館が非営利団体 JubileeREACH の敷地内(14200 SE 13th Pl, Bellevue)に完成し、8日に祝賀イベントが開催されました。
この新館の建設は、2011年から続けられてきた寄付を募る活動で集まった3万ドル以上の寄付金と、ベルビュー市の大手建設会社 GLY Construction が無償で提供した基礎工事、そして多数のボランティアの協力で実現したものです。
祝賀イベントでは、JubileeREACH のエグゼクティブ・ディレクターのランディ・イング氏、創設者のブレント・クリスティ氏、そして 『ともしび文庫をみんなで続けようプロジェクト』 代表の末吉陽子さんがスピーチを行い、たくさんの人々の協力をたたえ、約6年越しのプロジェクトの完成を祝いました。
本棚の設置や本の搬入は夏の間に行われ、正式に開館するのは8月30日(水)。それ以後は、毎週水曜に開館します。
なお、ベルビュー・チルドレンズ・アカデミー内でも引き続き毎週土曜日に開館します。
ともしび文庫の利用者の年齢層は幅広く、登録者数は約500世帯以上。高校生からシニアまで36名がボランティアとして活動しています。
ボランティアは常時募集中。ともしび文庫の詳細はこちら。
掲載:2017年6月