和太鼓パフォーマンス、古武術のデモンストレーション、日本刀研磨の実演など、日本の伝統文化が満載の 『桜祭』 が今年もシアトル・センターで開催。天気が崩れそうな気配の今週末、シアトルセンター内のアーモリー、フィッシャー・パビリオン、センター・パビリオンの3つの会場で行われる桜祭に出かけてみませんか。24日(日)まで。
今年のハイライトは、鹿鳴家英楽氏と4人のお弟子さんによる英語落語(23日2:30pm:アーモリー、24日4:00pm:フィッシャー・パビリオン)、カリフォルニア発の日本米「国宝ローズ」を開発した国府田農場3世代を描いた映画 『ドス・パロスの碧空(そら)」』 上映(23日&24日12:45pm:アーモリー)、沖縄三線&琉球舞踊パフォーマンス(23日2:15pm:アーモリー)。
さらに、国際交流基金の海外巡回展 『焼締めと日本』 が、シアトルにて世界初公開です。「焼締め」とは、原始的な製法で、土の特長を生かした素朴な風合いが魅力の焼物。茶器、壺、置物など、伝統的なスタイルからモダンなデザインまで幅広い趣向の焼締め作品をその歴史とともに紹介しています。シアトル・センター・パビリオンにて展示されており、桜祭りの後も、5月1日まで公開しています。
その他にも、着物の着付け(アーモリー)、生花や書道の実演(フィッシャー・パビリオン)、地元パンクバンド IchiBichi Band のライブ(23日4:00pm:フィッシャー・パビリオン外)などをはじめとする、さまざまなイベントが行われています。また、例年人気の桜祭りフードコートエリア(フィッシャー・パビリオン)では、牛丼やカレーなど定番人気メニュー、たこ焼きや寿司ブリトーなどの屋台、和菓子屋「とから」の桜祭ようかんなどが並んでいます。詳細スケジュールはこちら。
掲載:2016年4月 取材・文:渡辺菜穂子