30代後半で「働くお母さん」の仲間入り。何もかも「初めて」の息子と一緒にいろいろな発見をさせてもらっています。20年以上住んでいるシアトルも、親子になるとまだまだおもしろいことがたくさん隠れているものですね。シアトルのお気に入りを息子に紹介しながら、「ここに自分の子供と来ることになるとは!」と、しみじみする日々です。

夜の長い冬にはパズル!
ご無沙汰している間に、もうホリデー・シーズンになってしまいました。冬至まであと1週間、クリスマスまであと1週間半、大晦日まで約2週間と、あっという間に今年も終わりです。
この約3ヶ月の間に、息子はトイレ・トレーニングを終え、新しいクラスに行き始め、3度目の感謝祭と3歳の誕生日を祝いました。相変わらずお話と動物と乗り物が大好きですが、「これ読んで」と本を渡してくる以外に、「xx ちゃんとリスさんのお話してっ!」と、自分自身も登場する即席創作話を毎日要求してきます。最初、私は自分の創作力のなさに苦笑しながらなんとかクリエイティブな話をひねり出そうとしてましたが、よく見ていると、このぐらいの子供はどんな話でも喜んで聴くんですね。しばらくすると、「~かも」「~するよ」と想像が広がるようになってきて、こちらも楽しませてもらっています。ただ、私の話が短すぎると、「もっと!」と言われるので、程よい長さにしないといけませんが。
また、歌も好きらしく、先日は「かきねのかきねのまがりかど~」と、シャワーで歌い始めました。最近はお風呂よりシャワーが好きで、「気持ちいい~」と言いながらお湯に打たれてリラックスしているのですが(オヤジ?)、そんな時は3歳児も歌でも歌いたくなるんですね。本人は私が聴いているのに気づいて、「えへへ」と恥ずかしそうでした。誕生日の歌も好きで、「Happy Birthday 歌って!」とせがんでくるので歌ってあげたら、「じゃあ、歌ってあげるね」と、今度は私に歌ってくれました。さらに、毛布を丸めて「いちごのケーキだよ。ろうそくを立てて」と、フリを始め、歌が終わるとろうそくを吹き消して、「おめでとう~!」と言いながら拍手し、ケーキを切り分けて食べる真似もしていました。誕生日がとっても楽しかったようです。
この時期は外で遊ぶ時間も限られてしまうので、我が家の主なアクティビティはパズル、本、ペインティング、オーナメント作り、電車のおもちゃ、料理などでしょうか。パズルは大好きで、今のところはトミカの乗り物のパズルを何度も何度もやっていますが、気になるのは先日から「わからな~い」「できな~い」と言い出したこと。一緒にやりたいから甘えてみてるのか、思考が複雑になってきているのか?「できないことないよ」「ゆっくりやろう」「あれ~、こうかなあ」と言いながら一緒にやってますが、以前は自分で「こうかな、ああかな」と、とにかくやっていたのになと、ちょっと不思議です。
そんなこんなで、今年もあっという間に過ぎ去ろうとしています。みなさま、くれぐれも心身ともに健康に気をつけて、大切な人々との時間を大切にし、良いお年をお迎えください。
(2013年12月)