小学校から進学する中学校は、日本の中学校と大きく違う点がいろいろあります。ここでは、3つの大きな違いをご説明します。
生徒それぞれに合わせた時間割
一日中一緒に授業を受けるためのホームルームや担任のシステムがなくなり、授業は生徒ごとに異なる時間割に基づいて各教室を移動して受けることになります。出欠は、各授業毎に確認されます。
学区によっては「ホームルーム」という時間を設けて担任のような役割をする先生を配している場合もありますが、通常の「ホームルーム」は単なる連絡事項を知らせる役割がある授業クラスを指し、その先生は担任ではありません。
習熟度に応じたコースの選択
アメリカの教育現場では、生徒の実力にあわせた学習指導を行うのが原則となっているので、英語・数学については、習熟度に応じてコースを選択できる学区もあります。
非常に成績が良い場合には、州の基準よりも進んだレベルの授業を受けることができます。反対に、学力が劣っていると判断された場合には、サポートクラスを履修したり同じクラスを再履修させられるケースもありますが、中学で落第させられることはほとんどありません。
成績評価
成績表については、オンラインにて詳細を日々確認することも可能です。
正式な成績表は年4回、ABCDF のアルファベットで表記されたものが発行されます。
情報提供:ベルJ教育コンサルティング
キンダーガーテンから大学進学までをテーマにセミナー開催中!個別相談も承ります。