サイトアイコン junglecity.com

アメリカの小学校への入学

#image_title

小学校への入学は、キンダーガーテンへの入園から

アメリカの義務教育は、キンダーガーテンから12年生(高校最終学年)までです。

そのため、「小学校への入学」は、キンダーガーテン(1年生の前年)への入園を意味します。原則は8月31日までに5歳になっている子どもが対象です。

住所で入学する学校を割り当て

ほとんどの学区で、住所に住所をベースに割り振られた近隣の小学校のキンダーガーテンに入学することになります。

日本のように入学通知が来ることはなく、保護者が自ら説明会の情報を集め、書類を用意して手続きする必要があります。

誕生日が6~8月で、キンダーガーテンの入園を1年遅らせたい場合は、特に手続きも必要なく、保護者の判断で入園を遅らせることもできます。

逆に、秋生まれで通常よりも早く入園させたい場合は、学区によってルールが違うので、「Early Entrance」に関する学区の情報をご確認ください。

キンダーガーテンの授業料は無償

ワシントン州では Full Day(1-5年生と同じ授業時間)のキンダーガーテンの授業料が近年ようやく無料化されました。

でも、どうしても Half Day(半日)を希望する場合は学校側に相談する必要があります。

入学手続きの方法

入学手続きの方法や時期は学区によって違いがあるので、それぞれの学区の公式サイトで「Enrollment」「Register」などをキーワードにして検索すると、詳しい情報が確認できます。

ワシントン州の学区についてはこちらで確認できます

シアトル学区の場合

手続き先:Seattle Public Schools(学校ではなく学区またはオンライン)

方法:Online、Admissions Center、または Enrollment(入学)イベント会場にて生徒登録を行う。1月から受付開始。Option School を希望する場合は生徒登録終了後、所定の書式に希望上位3校を選んで指定の期間内に申込を行う。(締め切りは例年2月中旬)

締切:Option School を希望する場合は、例年2月中旬。

選考方法:Option School の場合は兄弟枠、Heritage 枠、Geo Zone などが考慮されたうえで抽選。

Option School とは、Japanese Immersion Program に代表されるようなユニークなプログラムを持った小学校や小中一貫校(K-8)のように特別なテーマを持った学校の総称です。

1-2月に各学校でのツアーやオープンハウスが開催され、授業を見学する機会もあります。

イーストサイドの場合

レイク・ワシントンの東側のイーストサイドにある学区では、イサクア学区のように3月上旬に書類締切を設けている学区もあれば、ベルビュー学区やレイクワシントン学区のように、特に締切日を設けていない学区もあります。

公立のキンダーガーテンの通常のプログラムに申し込むのであれば、締め切りをすぎていても入学を断られるわけではありません。しかし、登録状況に応じて先生を雇ったり、教室を確保したりするので、締め切りがない学区でも、できるだけ早めに提出するよう心掛けてください。

Option School/Choice School や地元以外の小学校への入学を希望する場合は、締切日が1月や2月に設定されていますので、早めの情報収集が必要です。

通常の説明会は、Information Night や Orientation Session といった名称で、学校ごとに2~3月頃に開催されます。申込手続きはハードコピーの配布の場合とオンラインの場合があります。こうした説明会では施設を見る機会はあるかもしれませんが、授業自体を見学する機会はほとんどありません。また、Parents Only(子どもの同伴不可)と記載されていることもよくあるので、ご注意ください。

書類を提出する場合は、ほとんどの学区では通学予定の小学校のオフィス(事務局/office)が提出先となっています。出生証明書やパスポートは必ず原本を持参してください。学校側がコピーを取ってくれます。

いずれの学区でも変更事項が毎年あるので、子どもが Pre-K の段階の1月頃に学区の公式サイトでご確認ください。

情報提供:ベルJ教育コンサルティング
キンダーガーテンから大学進学までをテーマにセミナー開催中!個別相談も承ります。

モバイルバージョンを終了