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第28回 シアトルで育てる、手のかからない観葉植物の話

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ガーデニング

アマリリス(Amaryllis/Pasadena)

真知子・フォートさん

執筆者:真知子・フォート
2010年にワシントン州立大学のエクステンション・プログラムでマスター・ガーデナーの資格を取得。園芸相談、コミュニティガーデンの世話などボランティア活動を続けています。マスターガーデナーの資格を取得して以来、コミュニティ・ガーデンや園芸相談、コミュニティガーデンの世話などボランティア活動を続けています。また、2021年7月から自宅の庭で生け花教室を開講しています。お問い合わせは machikofa@gmail.com まで。

草月指導者連盟会員、草月シアトル支部ボードメンバー、インターナショナルイケバナシアトル支部ボードメンバー

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春が一足先に来た! 

暗い灰色の外をよそに、アマリリス(Amaryllis/Pasadena)が真っ赤な大輪の花を咲かせ、私の部屋も、私も、一気に明るくなりました! 

クリスマス時になるとアマリリスの球根が売られているのが目につきますが、実は、これは息子からのプレゼント。

年が明け、時間ができた1月6日、浅く広いポットに、砂利をしき、ポッティング用の土を入れます。そこに、少々芽が出始めた大きなアマリリスの球根を、根の4分の1ぐらいを外に出して浅く植え、上部を砂利で飾り、花は大きく重くなるので倒れないように、棒を差して紐で支えてあげました。周りに、水仙の球根も植えてみましたが、1月24日に開花し、2月に入った今も咲き続けています!

花が終わり、葉が黄色くなったら、茎も取り除き、球根を土から取り出し、2、3日乾かし、新聞紙に包んでガレージに保管します。来年もホリデー後に鉢植えにすれば、花が咲き、暗い冬も華やかで楽しくなりますよ!

今回は、室内の空気中の有害物質の吸収、カビやバクテリア抑制など、空気を清浄化させ、リラックスできる健やかな空間を作り出すインテリアとして人気のある観葉植物の話です。

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ゴムノキ
我が家は庭が広く世話が大変なので、室内ではほとんど手のかからない観葉植物を少しだけ育てています。

このゴムノキは、カルフォルニアから当地へ引っ越して来た際に、唯一持ってきた植物。もう30年近くも一緒です。

我が家の明るい2階のリビングルームの端っこに陣取って存在感を高めていますが、今では15フィートぐらいに延びて天井につきそう。

実行していることは、1年に一回はオーガニックコンポストを施す、土の表面が乾いたら水をやり、冬場はたまに、気がついたら水をやるという感じ。植え替えは3回ほど行っています。

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胡蝶蘭
今やさまざまな色や種類があり、お手頃な値段で、しかも、1年中を通して手に入る胡蝶蘭。我が家のものは、当地に移ってきてからお友達にいただいたもので、10年目ぐらいでしょうか。毎年花を長く咲かせてくれます。花が終わったら、その茎の下から数えて4節目か5節目をカットして、明るいリビングルームに置いていますが、自然と花が咲いてくるので、肥料はほとんどあげていません。咲かない時は、薄くした液状の肥料をあげてもいいかもしれませんね。

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クリスマスカクタス(シャコバサボテン)
冬の時期に咲くクリスマスカクタス(シャコバサボテン)も、ホリデーシーズンにたくさん出回りますが、我が家のものは少なくとも15年目ぐらいで、11月頃から蕾がいっぱい、感謝祭頃まで咲いています。これはマスターバスルームの窓の傍に置いて、ほどんど何もしていませんが、毎年凄い数の花々でいっぱいになります。春と秋に、手で上部2~3葉摘まみをすると、まとまった形になり、花がもっと咲くそう。

来週の水曜日から日曜日まで、ガーデナーには大人気のノースウエスト・フラワー・ガーデン・フェスティバルがシアトルのコンベンション・センターで開催されます。私は今年もイケバナ・インターナショナルの展示会に出品するので、春を意識した創作にかかっています。他にも、いろいろなイベントや庭園の展示など盛りだくさん。ぜひ立ち寄って、一足早く、会場いっぱいの春をお楽しみください!

Happy Gardening!

掲載:2018年2月

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