シアトル市内近郊では、車上荒らしや車両盗難が起きています。シアトル警察が出している勧告を参考に、被害に遭わないよう工夫する必要があります。
車上荒らし・車両盗難対策
- ガレージがある場合は、車をガレージの中に駐車する。
- 車の中に貴重品を置いておかない。
- 係員が常駐している駐車場を利用する。
- 鍵を車に入れたままにしない。
- 車から離れる際は、必ず窓を閉め、ロックする。
- 車両盗難を防ぐ器具（anti-theft device）を使う。
- 犯罪者が車両を牽引（けんいん）するのを困難にするよう、駐車する際は車輪を歩道に向ける。
- 駐車する際は、エマージェンシー・ブレーキを使用する。
- 運転免許証の番号または車の車両識別番号（VIN）を、車の取り外し可能な装備に刻んでおく。
- 窓の隙間から道具を使ってドアのロックを開けられないよう、T字型のドアロックをストレート・ロックに交換する。
不審な行動を見かけた場合は、すぐに911に通報しましょう。緊急でない場合の電話番号は、206-625-5011です。
触媒コンバーター（catalytic converters）を盗む犯罪
アメリカでは、車の下部に取り付けられている触媒コンバーター（catalytic converters）を盗む犯罪が多発しています。
これは、このコンバーターに使われている貴金属のロジウムやパラジウムの値段が高騰し、リサイクル市場で高値で売れるようになったため。
修理には最低でも1000～2000ドルかかり、死傷者が出る事件も発生しています。
触媒コンバーターの窃盗を完全に防ぐのは難しいようですが、アラームを取り付けたり、スチールプレートを取り付けたりする対策が紹介されています。