アメリカで運転中にスクールバスに遭遇したら？子どもたちの安全のために知っておきたいポイント

アメリカで登下校の時間帯に運転していると、スクールバスに遭遇することがあります。子どもたちの安全のために、ワシントン州のドライバーが従う必要のある規則をまとめました。

停車しなくてはならない場合に停車しなかった場合、人身事故を引き起こしたり、事故にならなかったとしても最大500ドルの罰金が科されたりする可能性があります（ワシントン州法）。

ドライバーがスクールバスのために停車する必要がある場合

1. 二車線しかない場合：両方の車線のドライバーが停車する。
2. 三車線以上ある場合：スクールバスと同じ方向に向かうドライバーは停車する。
3. 中央の左折専用車線（turning lane）にいる場合：スクールバスと同じ方向に向かうドライバーは停車する。
4. 中央分離帯（median）がある場合：スクールバスと同じ方向に向かうドライバーは停車する。

スクールバスがライトを点滅させ、『STOP』という標識を出したら

スクールバスが赤いランプを点滅し、運転席の窓際に取り付けられている「STOP」と書かれた折畳式の標識を出した場合、必ず停車します。

スクールバスの赤いライトの点滅が止まり、「STOP」と書かれた折畳式の標識が折りたたまれ、子どもたちが完全に道路から離れたのを確認したら、発車します。

その他の注意点

どのような種類の車両でも、方向指示器を出して道路に戻ろうとしている場合は、優先する必要があります。

交通規則についての詳細は、ワシントン州警備隊の公式サイトや、ワシントン州の免許管理局（Department of Licensing）の公式サイトに掲載されている日本語の PDF ファイルをご参照ください。