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アメリカで過ごすクリスマス

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12月25日はクリスマス。キリスト教徒がイエス・キリストの誕生を祝う日です。アメリカ合衆国の歴史においてキリスト教の影響は大きく、クリスマスはアメリカの連邦祝日の一つとなっています。

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クリスマスまで

ダウンタウンのウエストレイク・センター前
©︎ Downtown Seattle Association

11月になると街のあちこちがライトアップされ、クリスマスの音楽祭やサンタクロースとの写真撮影などのイベントが開催されます。

クリスマスの花として有名なのは、ポインセチアとアマリリス。ポインセチアはメキシコ原産で、1825年にこれを米国に持ち込んだ初代駐メキシコ大使でアマチュア園芸家だったジョエル・ロバーツ・ポインセットにちなんだ名前がつけられています。

ポインセチア
ポインセチア

なぜこれをクリスマスに飾ることになったかについては諸説あるようですが、「花の形が星に似ている」「クリスマスにキリストの血の色の赤を飾る習慣にあっているから」というのが主な説だそう。ポインセチアは家庭やオフィス、ショッピングモールなどでも飾られます。

クリスマスカード(ホリデー・カード)を送るのもこの時期です。もらったカードは家の中に飾ります。

クリスマスの過ごし方

25日当日は祝日。基本的に「家族だんらんの日」とされていますが、過ごし方はさまざま。

クリスマスツリーの下に置いておいたプレゼントを開け、ターキーやハムなど特別な料理を食べるのが一般的です。

日本で一般的な「クリスマスケーキ」は、シアトルでは日本人が経営するベーカリーで購入できます。フレンチ・ベーカリーではブッシュ・ド・ノエル、一般的なベーカリーではアップルパイなどを販売しています。

クリスマスは連邦祝日

アメリカ合衆国憲法修正第1条(First Amendment to the United States Constitution)は、政府が宗教を「設立」(establish)することを禁止しています。「設立」の意味は、国家が特定の宗教を支援することを禁止するという意味です。

しかし、アメリカ合衆国の歴史においてキリスト教の影響が大きかったことから、その思想は社会にも政治にも大きな影響を与えています。なお、私的・公的な宗教活動は宗教の自由で保障されているため、政治家が特定の宗教に関わっても政教分離に違反したことにはなりません。

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