2月の第3月曜日は、連邦祝日の Presidents’ Day です。
米国の過去と現在のすべての大統領をたたえる日で、政府機関や裁判所、銀行や株式市場などが休業となり、学校は休校になります。
祝日のたびに「会社は休みになりますか?」という質問を受けますが、米国の民間企業の場合、どの祝日を休業とするかは各企業が決定します。また、その祝日を有給祝日(paid holiday)とするか否かも企業の判断に委ねられています。理由は、米国には日本の「国民の祝日」のように国が定める祝日は存在しないからです。勤務先がどの日を有給祝日としているかは、従業員ハンドブックなどでご確認ください。
アメリカ国立公文書記録管理局によると、もともとは1885年に初代大統領のジョージ・ワシントンの誕生日(2月22日)にちなんで制定された祝日でしたが、1971年に Uniform Monday Holiday Law (統一月曜祝日法)が施行され、労働者のために週休3日を増やす一環として2月の第3月曜日に移されました。
現在でもワシントンやリンカーンなどの誕生日を祝う祝日がいくつかの州で制定されていますが、連邦祝日の「大統領の日」は、すべての米国大統領をたたえる日として一般に認識されています。
首都ワシントン D.C. にある大統領公邸のホワイトハウスの公式サイトで、歴代大統領の一覧を見ることができます。
アメリカの祝日(Federal Holidays)2024年版
アメリカには、連邦政府が連邦政府職員の有給祝日(paid holiday)として認定している、連邦祝日(federal holidays)があります。アメリカの歴史と価値観を象徴する日…