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アメリカ・ワシントン州の基本情報「ワシントン州って、どんなところ!?」

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ワシントン州と聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか?アメリカの西海岸にあるワシントン州は、北海道の北端とほぼ同じ緯度の範囲に位置し、日本の半分近い面積に日本の人口の約16分の1にあたる約780万人が暮らしています。

この記事では、ワシントン州の歴史や文化、自然や産業について、詳しく紹介していきます。

「ワシントン州」と「ワシントン D.C.」は違う場所

ワシントン州とワシントン D.C. は同じ場所と思われていることがありますが、実は全然違う場所です!

まず、ワシントン D.C.(ワシントン・ディーシー:Washington, D.C)は、アメリカの首都です。アメリカ合衆国の東海岸のメリーランド州とバージニア州に挟まれたポトマック川の北岸にあり、いずれの州にも属さない特別区です。10年がかりで完成した1800年に、政府機関も当時のアダムス大統領もフィラデルフィアから移りました。大統領の公邸で行政機関の本部であるホワイトハウスや、上院(Senate)と下院(House of Representatives)の両議院が会議を行う連邦議事堂(U.S. Capitol)などがあります。正式名称は District of Columbia で、一般的には Washington または D.C. と呼びます。

一方、ワシントン州(Washington State)は、アメリカ合衆国の西海岸、いわゆる北西部と呼ばれるところにある州です。独立宣言が出された1776年から113年後の1889年11月11日に、42番目の州として承認されました。その名前は初代大統領ジョージ・ワシントンにちなんでいます。大統領の名前が州名になっている米国唯一の州です。日本の国土の約半分、アメリカで18番目に大きい面積(172,364平方キロ)があり、最大の都市はシアトルです。

シアトルの玄関口であるシアトル・タコマ国際空港からワシントンD.C.のワシントン・ダレス国際空港まで、直行便で約4時間45分かかります。

温帯雨林から砂漠に火山まで ー 変化に富む自然に恵まれた州

オリンピック半島の太平洋岸

日本の国土の半分近い面積のあるワシントン州は、地形も気候もとても変化に富んでいます。

南北に連なるカスケード山脈には、火山活動によって形成されたマウント・レーニアやマウント・セント・ヘレンズなど5つの成層火山スキー場があります。

そのカスケード山脈の西側は、Western Washington(ワシントン州西部)と呼ばれます。太平洋に面し、オリンピック山脈や世界遺産の温帯雨林のあるオリンピック半島、太平洋に面した手付かずの海岸線、300以上の大小さまざまな島があるピュージェット湾、州最大の都市シアトルや州都オリンピアなどの都市圏があります。秋から初春にかけて雨が多くなるおかげで、豊かな森林が広がっています。

カスケード山脈の東側は、Eastern Washington(ワシントン州東部)と呼ばれます。夏は気温が摂氏40度前後まで上昇し、冬は雪が積もり、氷点下の日が続きます。乾燥して砂漠になっている地域もありますが、全米第2のワインの産地で丘陵地帯に葡萄畑が広がる地域、全米最大のリンゴの産地の街ウェナチー、ビールの原材料ホップの全米最大の産地でもあり、農業が盛んな地域が集まっています。

南のオレゴン州との境には、北のカナダから流れる大河コロンビア・リバーが流れています。

先住民(ネイティブ・アメリカン)の土地

©︎Chief Seattle Days

先住民(ネイティブ・アメリカン)の祖先は、1万1500年以上前にアジア方面からやってきた人たちだと言われています。州内各地にさまざまな部族を形成し、自然環境に適応した活動を行い、それに基づく持続可能な経済を築いていました。漁業や狩猟、採集、農業は食料を確保するための重要な手段であり、交易や工芸品の製作は経済的な豊かさを支える一方で、文化的な意味合いも強く持っていました。

漁業

先住民にとって、漁業は最も重要な産業の一つです。特にコロンビア・リバーやピュージェット・サウンド沿岸の部族は、サケ、マス、ハリバットなどの魚を主な食料とし、交易品としても利用していました。サケは特に重要で、漁獲したサケを干して保存食とする技術も発達していました。

狩猟と採集

内陸部の先住民は、狩猟や採集を中心とした生活を営んでいました。シカやエルクなどの大きな獲物を狩り、肉や皮を生活の基盤としていました。また、ベリー類、ナッツ、根菜類(カマスなど)を採集して食料としました。食品の保存技術も改良され、冬季の食料になりました。

農業

一部の先住民は、特定の地域で農業も行っていました。特にカマス(食用の球根植物)などが栽培され、これも重要な食糧源となりました。農業は漁業や狩猟と並行して行われ、持続可能な生活を支えていました。

交易

ワシントン州の先住民は、地域内外の他の部族や遠方のグループと広範な交易ネットワークを築いていました。交易品には、サケのような食料品、カマスの根、貝殻、獣皮、彫刻品、織物などが含まれ、これらを通じて文化や技術の交流も行われました。特に、コロンビア・リバーは重要な交易ルートでした。

工芸品と道具の製作

先住民は木材、石、骨、貝などを利用して、カヌー、家屋(プランクハウス)、工具、装飾品などの工芸品を製作していました。特に、木材を使った彫刻や織物(セダー樹皮や山羊の毛を使用)は、高度な技術を持っており、これらの製品は交易品としても価値がありました。

社会的・文化的活動

産業活動と並行して、先住民の経済は儀式や祭りと密接に結びついていました。ポトラッチ(贈与儀式)は、富の再分配を行い、社会的地位を示す重要なイベントでした。こうした文化的行事は、経済的にも社会的にも重要な役割を果たしました。このポトラッチが元になり、アメリカでは食べ物を持ち寄る形式の集まりをポットラック(potluck)と呼ぶようになったとされています。

1790年代以降はイギリス海軍のジョージ・バンクーバー提督やトーマス・ジェファーソン大統領の命を受けたメリウェザー・ルイスとウィリアム・クラークのルイス&クラーク探検隊が調査探検したことで知られるようになり、19世紀前半にはキリスト教の布教を行う白人が入植を開始しました。1853年にワシントン・テリトリー(Washington Territory)が設立され、不公平なエリオット条約を結ばされた先住民は迫害を受け、各地に設けられた居留地に強制居住させられてしまいます。

ワシントン・テリトリー(Washington Territory)とは、アメリカ合衆国の組織化された準州で、1853年3月2日から1889年11月11日まで存在しました。1848年に設立されたオレゴン準州(現在のオレゴン州、ワシントン州、アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州の一部を含む広大な地域)から分割されて1853年に設立され、現在のワシントン州、そしてアイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州の一部も含んでいました。

世界各地から移民が流入

Historylink.orgワシントン大学によると、1880年代から1990年代初期にかけて、ワシントン州にはさまざまな国から移民が流入しました。

  1. ドイツとスカンジナビア諸国:19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ドイツやスカンジナビア(特にノルウェーとスウェーデン)からの移民が多く、農業や林業に従事しました。
  2. 中国と日本:19世紀後半から20世紀初頭にかけて、中国と日本からの移民が増加しました。彼らは主に鉄道建設や鉱業、農業に従事しました。農業に従事した日本人とその子孫の日系アメリカ人は、現存する市場のパイク・プレース・マーケットの発展に大きく貢献しました。
  3. フィリピン:20世紀初頭から中期にかけて、フィリピンからの移民が増加し、農業や漁業、造船業などで働きました。
  4. メキシコ:20世紀後半から1990年代初期にかけて、メキシコからの移民が増加し、農業や建設業、サービス業で働きました。
  5. ベトナム、韓国、インド:1960年代以降、アジアからの移民が増加し、特にベトナム、韓国、インドからの移民が多く見られました。
  6. 東アフリカ:1980年代以降、エチオピア、ソマリア、ケニア、エリトリアなどの東アフリカ諸国からの移民も増加しました。

日本からの最初の移民が米国北西部に移住したのは1880年代。その後、日本人・日系アメリカ人の人口は増え、1941年12月に日本がハワイの真珠湾を攻撃してから約2か月後にルーズベルト大統領が日本人と日系アメリカ人の強制収容を命じるまで、シアトルには「日本町」が栄えていました。

日本から移住した村上家は長年にわたりHigoという雑貨屋をシアトルで経営していました
現在Jackson Street にあったその店はKobo at Higoとして営業しており
その裏には村上家のお子さんの名前が付けられた庭があります

強制収容された日本人とその子孫の日系アメリカ人がいなくなった日本町は廃れてしまいますが、その後、新たな移民が流入し、チャイナタウン/インターナショナル・ディストリクト、ジャパンタウンとして認識されるようになりました。

多用な産業に支えられる州

ワシントン州の産業は、その地理的条件と天然資源の豊富さに大きく影響を受けています。1880年より前のワシントン州の産業発展は、主に先住民との交流や初期の開拓者による活動に依存していました。この時期、ワシントン州はまだアメリカ合衆国の一部ではなく、オレゴン準州の一部でした。

1800年代前半〜1850年代

毛皮交易:1800年代初頭、ワシントン地域の経済活動の中心は毛皮交易でした。ハドソン・ベイ会社やアメリカ毛皮会社がこの地域で活発に活動し、ビーバーやカワウソの毛皮をヨーロッパや東部市場に送りました。先住民との交易も盛んで、毛皮は地域経済の基盤となりました。

宗教布教活動と農業の開始:1830年代には宣教師たちがこの地域に入植し、先住民にキリスト教を布教すると同時に農業を広めました。前述の通り、一部の先住民は独自に農業を行っていましたが、宣教師は初期の農業技術を導入し、作物栽培を促進しました。

1850年代〜1880年代

ゴールドラッシュと鉱業:1850年代、カリフォルニア・ゴールドラッシュが起こり、オレゴン準州(後のワシントン州)の山間部でも金が発見されました。鉱夫たちはコロンビア・リバー上流域やカスケード山脈で金を探し、一時的に鉱業が盛んになりました。

開拓と農業の発展:1850年代中頃から、アメリカ政府はオレゴン準州への開拓を奨励し、多くの開拓者がオレゴントレイルを通じて移住しました。1853年にワシントン準州が設立されると、農業が発展し、特に小麦の栽培が広まりました。

1880年代〜1900年代初頭

農業: 1880年代から20世紀初頭にかけて、ワシントン州では農業が主要な産業として発展しました。小麦、リンゴ、ジャガイモなどの作物が主要な農産物であり、特に東部のパルース地域では小麦の栽培が盛んになりました。また、コロンビア・リバーやその他の河川の近くでは灌漑技術の発展により、農地が拡大されました。

林業: ワシントン州の西部には広大な森林が広がっており、木材産業が急成長しました。19世紀後半から20世紀初頭にかけて、州の製材所や木材輸送業はアメリカ全土に木材を供給し、シアトルやタコマなどの都市は木材輸出の拠点として繁栄しました。

水産業: ワシントン州の海岸線や河川は、サケをはじめとする豊富な魚介類の供給源として重要です。特にサケ漁は、この時期に州内外で需要が高まり、水産業が急成長しました。

また、1896年〜1899年にアラスカとカナダのユーコン地域で金が発見されたことで始まったクロンダイク・ゴールドラッシュは、シアトルにとって非常に重要な出来事でした。なぜなら、シアトルはクロンダイクに向かう人々の主要な出発点となり、物資供給の中心地となったからです。これにより、シアトルの経済は大きく成長し、人口も急増しました。現在でも、シアトルでクロンダイク・ゴールドラッシュに関連する国立公園局のビジター・センターが運営され、その歴史を伝えています。

1896年に日本郵船によって開設されたシアトルと横浜を結ぶシアトル航路は、シアトルをアジアとアメリカをつなぐ重要な貿易拠点として発展させたほか、多くの日本人がシアトルに移り住む手段にもなりました。また、シアトルと内陸部を結ぶ複数の大陸横断鉄道が1887〜1909年に完成したことも、シアトルの経済成長につながりました。

1909年には、シアトルでアラスカ・ユーコン太平洋博覧会が行われ、この北西部地域をアピールする役目を果たしました。その跡地はワシントン大学のキャンパスとなっています。

1910年代〜1930年代

航空機産業の台頭: 第一次世界大戦後、ワシントン州では航空機産業が発展し始めました。1916年にウィリアム・ボーイングがシアトルでボーイング社を設立し、第一次世界大戦中に軍用機の需要が高まる中、航空機産業が成長しました。1920年代には、ボーイング社は商業用航空機の製造でも成功を収め、ワシントン州はアメリカ航空産業の中心地となりました。

大恐慌: 1930年代の大恐慌時代には、全米と同様にワシントン州も経済的に困難な状況に直面しましたが、1930年代後半から第二次世界大戦にかけて、再び産業が活気を取り戻しました。特にボーイング社は、戦時中の軍用機需要の増加により急成長し、ワシントン州の経済を支える重要な役割を果たしました。

また、コロンビア・リバーの水力発電プロジェクト(グランドクーリーダムの建設)が進み、工業用電力の供給が飛躍的に向上したことで、州内の工業化が促進されました。

1945年〜1990年代

1945年以降、ワシントン州は航空機産業、技術産業、バイオテクノロジー、農業など、多様な産業分野で成長を続けました。これにより、州の経済は安定し、多様化が進みました。

航空機産業の拡大:第二次世界大戦後、ボーイング社は商業航空機の製造を中心に成長を続けました。1950年代にはジェット旅客機(707型機)の開発に成功し、世界的な航空産業のリーダーとなりました。この時期、シアトル地域は「ジェットシティ」として知られるようになり、ワシントン州の経済において航空機産業がさらに重要な位置を占めるようになりました。

技術産業の台頭:1950年代からワシントン州では技術産業が徐々に成長し始め、1960年代にはシアトル地域でコンピュータ技術やエレクトロニクス産業が発展しました。そして、1979年にはシアトル出身のビル・ゲイツ氏とポール・アレン氏が共同設立したマイクロソフト社がニューメキシコ州からワシントン州ベルビューに移転し、さらに1985年には現在のレドモンドのキャンパスに移転してソフトウェア産業の急成長を牽引しました。マイクロソフトの成功は、シアトルを中心とした「シリコンフォレスト」地域の技術産業の発展に大きく貢献しました。

木材・製紙産業の変遷:戦後、木材産業は依然として重要でしたが、環境規制の強化や資源の枯渇、輸出の減少などの影響を受け、産業の転換が進みました。製紙業もまた、環境意識の高まりと共に変化を遂げました。

1990年代〜2000年代

インターネット・デジタル産業の発展:1990年代には、インターネットの普及と共にワシントン州の技術産業がさらなる発展を遂げました。Amazon.com が1994年にベルビューで設立され、オンラインショッピングやクラウドコンピューティングの分野で世界をリードする企業となりました。また、スターバックス(1971年創業)やコストコ(1983年創業)などの企業もこの時期に成長を遂げ、シアトル地域の経済を支えています。

バイオテクノロジーと医療分野:1990年代以降、バイオテクノロジーと医療分野もワシントン州で成長を続け、シアトルは研究とイノベーションの中心地となりました。世界的に知られるフレッド・ハッチンソン癌研究センターやワシントン大学の研究プログラムなどがこの分野での進展を支えています。

2010年代〜現在

テクノロジーとスタートアップ文化の成熟:2010年代以降、シアトル地域はテクノロジーとスタートアップ企業の拠点としてさらに成長しました。クラウドサービスやAI、ビッグデータなどの分野でAmazon、Microsoft、そして多数のスタートアップが革新を続けています。また、サステイナビリティとグリーンテクノロジーにも注力する企業が増えています。

農業とワイン産業の多様化:農業は引き続き重要な産業であり、特にワシントン州はリンゴやホップ、の生産量が全米最大であると共に、ワイン産業も全米第2位の生産量を誇ります。

基本データ

州の愛称Evergreen State(エバーグリーン・ステート)
州の略称WA
州都Olympia(オリンピア)
人口55,605人(2020年国勢調査)
州の位置米国本土の北西部に位置し、カナダのブリティッシュ・コロンビア州との国境に隣接している。
州の面積71,298平方マイル(184,660平方キロ)
※全米18位; 日本の総面積の約半分
州の人口7,705,281人(2020年国勢調査)
7,958,180人(2024年国勢調査)
人口の多い10都市シアトル: 797,700人
スポケーン: 231,000人
タコマ: 225,600人
バンクーバー: 197,600人
ベルビュー: 153,900人
ケント: 138,300人
エバレット: 114,600人
レントン: 108,800人
スポケーンバレー: 108,100人
フェデラルウェイ: 104,700人

2024年4月1日時点でのワシントン州行政管理局(Washington State Office of Financial Management)の推定人口に基づく。
(ofm.wa.gov)
人種白人 76.3%
ヒスパニック系/ラティーノ 14.6%
アジア系 10.8%
複数の人種 5.4%
黒人/アフリカ系 4.7%
先住民 2.0%
ハワイ/太平洋諸島 0.9%
(2024国勢調査)
政治第24代知事 ボブ・ファーガソン(Bob Ferguson)
(民、第1期:2025~)(任期4年)

第17代副知事 デニー・ヘック (Denny Heck)
(民、第1期:2021〜2024、第2期:2025〜)(任期4年)

州議会(Washington State Legislature)
上院49議席(民30、共19)
下院98議席(民59、共39)
アメリカの各州は州憲法を持ち、司法・立法・行政機関が独自に存在し、税率も独自に決定する。
連邦大統領選挙
大統領選挙人 12人(全米538人の2%)

2024年大統領選挙のワシントン州の集計結果
ハリス(民)58.1% (2,098,796票)
トランプ(共)38.9%(1,407,145票)
軍事陸軍第1軍団(フォート・ルイス)
海軍ピュージェット湾海軍基地群は、ノーフォーク、サンディエゴに次ぐ米国第3の規模
経済財政約700億ドル(2023年~2025年の2年間予算) 
州内総生産8078億ドル(2023年)(FRED調べ)
経済成長率1.4%(2024年第一四半期)(OFM調べ)
基幹産業貿易、ハイテク(IT・医療機器・計測機器)、航空産業、農業、クリーンテクノロジー、林業、ライフサイエンス、海運業、観光など
主な企業Costco、Microsoft、Amazon、Paccar、Starbucks、Costco、Weyerhaeuser、Expeditors International of Washington、Nordstrom、Expedia、Alaska Air Group 他
貿易額902億ドル(輸出413億ドル/輸入489億ドル)(2020年)
1,356億ドル(輸出612億ドル,輸入744億ドル)(2022年)
世帯所得中央値90325ドル(2023年)(国勢調査)
最低賃金16.28ドル(2024年1月1日から)
失業率4.8%(全米平均4.1%)(2024年9月)
教育機関大学: 61校(うち州立4年制大学6校及び11分校)
主要大学:ワシントン大学、ワシントン州立大学、ウエスタン・ワシントン大学、セントラル・ワシントン大学、イースタン・ワシントン大学、エバーグリーン州立大学、シアトル大学、シアトル・パシフィック大学など
水準25歳以上の高校卒業以上の割合 95.5%
25歳以上の学士号以上保持者の割合 47.9%
(2018年~2022年 国勢調査)
報道主要新聞シアトル・タイムズ紙
放送局テレビ局 36局、ラジオ局 338局
日本との関係総領事館在シアトル日本国総領事館
在留邦人数約16618人(2021年)
約16806人(2023年)
在シアトル日本国総領事館調べ
日本関係機関ワシントン州日米協会
兵庫ビジネス文化センター
神戸市貿易事務所
国際農業者交流協会
日本語補習校
進出日本企業213事業所(2021年)
233事業所(2022年)
(在シアトル日本国総領事館調べ)
対日輸出入額107.7億ドル(輸出48.1億ドル 輸入59.6億ドル)(2020年)
122億ドル(輸出50.5億ドル 輸入71.5億ドル)(2022年)
1位 中国、2位 カナダ、3位 日本
日系人口85,632人(2019年 American Community Survey 国勢調査)
92,600人(2021年 Asia Matters for America 調べ) 
全米第3位
日系人団体シアトル日系人会、タコマ日系人会、全米日系市民協会(JACL)、日系コンサーンズ(敬老ホームなど)、シアトル日本語学校、日系米国人商工会議所など
姉妹県・都市姉妹県:兵庫県、姉妹都市:シアトル市と神戸市など35の自治体が姉妹都市関係を提携
当地出身の著名人トム・フォーリー(前駐日大使)、ビル・ゲイツ(マイクロソフト社会長)、故ポール・アレン(マイクロソフト社共同設立者)、ジミ・ヘンドリックス(ロック歌手)、ベンチャーズ(ミュージシャン)、フレッド・カップルズ(ゴルファー)、故アレックス・ヘイリー(作家)、故カート・コヴァーン(ニルヴァーナ)
州の象徴花: Coast Rhododendron (カリフォルニアシャクナゲ)
鳥: American Goldfinch (アメリカン・ゴールドフィンチ)
樹: Western Hemlock(アメリカツガ)
魚: Steelhead Trout (マスの一種)
海洋哺乳類: Orca (シャチ)
虫: Green Darner Dragonfly(トンボの一種)
果物: Apple(リンゴ)
野菜: Walla Walla sweet onion(タマネギの一種)
石:Petrified Wood(化石木)
州の歌Washington, My Home
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