ホリデーシーズンになると、ポインセチアと共によく目にする植物がアマリリス(Amaryllis)。赤や白の花がホリデーの色としてデコレーションにピッタリなのと、球根栽培のため冬でも室内を明るく彩ってくれることから、アメリカではホリデーの花として定着しています。
また、アマリリスのハイブリッド種には、聖母マリアの夫である聖ヨセフの名が付いた品種『Saint Joseph’s Lily』(聖ヨセフのユリ)があります。アマリリス科の中でもよく知られた品種で、赤と白の縞模様の大きな花びらを持ち、純潔や守護を象徴する聖ヨセフにちなんでいます。
園芸店やスーパーマーケットなどで、栽培キット付きの球根が鉢や花瓶に入って売られています。球根なので、手入れ次第ではすっくと伸びた茎に付く大振りの花を毎年楽しめるでしょう(通常の開花時期は春)。
ただし、アマリリスは毒があるので、幼いお子様やペットがいるご家庭では誤って口に入れることがないよう、くれぐれもご注意ください。