プリスクール(preschool)を卒業したら、次のステップはキンダーガーテン(kindergarten)です
キンダーガーテンは小学校の0年生に相当するため、多くの学校ではキンダーガーテンへの入園が小学校への入学を意味します。
公立小学校の場合は、キンダーガーテンは小学校カリキュラムの初年度であり日本の小学校1年生レベルの内容をカバーしますので非常に重要です。また、キンダーガーテン卒業や1年生入学といった認識はまったくありません。キンダーガーテンには私立(private)と公立(public)があります。
公立と私立の違い
公立
キンダーガーテンは小学校の最年少学年として扱われています。カリキュラムは通学する学校区で異なりますが授業時間数はその小学校の上級生とまったく同じです。授業料は無料です。
私立
私立の場合、プリスクールの延長線の場合と、私立小学校の一部の場合があります。授業料は有料です。
キンダーガーテンを決めるまで
公立の場合、多くの学区では住所によってキンダーガーテン(小学校)が指定されています。Open Enrollment(合法的な越境)や特別なカリキュラムを希望しない限り、春に行われる説明会に参加後、必要書類を提出すれば手続きは完了します。
一例として、シアトル学区については、地元校以外の選択肢も多いので1月に行われるオープンハウスに行き、どのキンダーガーテンが自分の子供にあっているかどうかリサーチすることをお勧めします。
オープンハウスでは、保護者向けの説明会や体験授業などが行われるようになっているので、先生が本当に楽しそうにしているか、保護者が参加できる環境があるか、先生一人あたりの生徒数は何人かなどを確認します。先生と保護者の話し合い(parent-teacher interview)ができる場合もあります。既にそのキンダーガーテンに子供を通わせている保護者に、教師や PTA について、子供の様子などを確認するのも良い案です。
シアトルにある Seattle Learning Center による質問リストを参考にしてみてください。
入学希望の提出締め切りは例年2月中旬となっており、4月にはどのキンダーガーテンへの入学が許可されたか通知が送られてきます。