執筆者:真知子・フォート
2010年にワシントン州立大学のエクステンション・プログラムでマスター・ガーデナーの資格を取得。園芸相談、コミュニティガーデンの世話などボランティア活動を続けています。マスターガーデナーの資格を取得して以来、コミュニティ・ガーデンや園芸相談、コミュニティガーデンの世話などボランティア活動を続けています。また、2021年7月から自宅の庭で生け花教室を開講しています。お問い合わせは machikofa@gmail.com まで。
草月指導者連盟会員、草月シアトル支部ボードメンバー、インターナショナルイケバナシアトル支部ボードメンバー
フェリーに乗り慣れないせいか、いつもは重い腰がなかなか上がらないのですが、マスターガーデナーの友達が「へロンズウッド・ガーデン(Heronswood Garden)へ行こう」と誘ってくれたので、そのフェリーに乗ってキングストン(Kingston, WA)へ行ってきました。
へロンズウッド・ガーデンは1987年にダン・ヒンクリー(Dan Hinkley)とそのパートナーが作り上げた植物庭園。ダン は世界中を旅し、珍しいプラントを見つけてはこのガーデンで育てて商品開発して一般販売しているので、私も何度か彼のセミナーを聴いて、いくつか購入し、それがうちの庭ですくすくと育っているのもあって、彼の庭園を見たかったのです。
少々肌寒く感じるものの雨は降っていない4月2日の土曜日の午前中、エドモンズのフェリー乗り場はまだ混む時期でないのか待ち時間もなく、おしゃべりしているうちにキングストンへ。そこから15分程のドライブで、へロンズウッド・ガーデンに着きました。
その日のイベントであるプラント・セールはすでにたくさんの入場者で賑わっていました。私たちもすぐにあれこれ見始め、2、3の珍しいプラントを買って安心したところで、庭園の散策を始めました。森の中にいくつも小道があり、その両脇には珍しい植物たちがいっぱい。森ですから、半日蔭や日陰を好む種が多く、大きな植木鉢、壺、噴水、池などの水を使ったランドスケーピング・デザインが目立ちました。こういうデザインもいいなとか、あのプラントをうちにも植えようとか、とても勉強になります!
庭園内にはスナックを買える所はあったと思いますが、レストランがなかったので、お弁当を持って行くと便利かも。でなければ、キングストンフェリー場の近くにはいろいろなレストランがあります。帰りも、待つことなくフェリーに乗れました。その時にはお日様が出てきて、エドモンズに着いた頃から少々暑く感じました。服装は身軽にして、歩きやすい靴、軽いバッグが楽ですね。
これから暖かくなりますし、フェリーで出かけるのはいかがでしょう? きっと、お宅のお庭にいいアイデアが浮かびますよ!
Heronswood Garden
www.heronswoodgarden.org
一般公開:毎週金曜日のみ、10am-3pm
入場料:$10
※次回のプラント・セールは5月14日(土)
Happy Gardening!!
掲載:2016年5月