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予防を実践!食中毒を防ぐ13のポイント

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暑い季節はもちろん、1年中を通して発生する食中毒。大腸菌、リステリア、サルモネラ、ボツリヌス、A 型肝炎など、いろいろな種類があり、米国の食中毒による感染者数は年間4,800万人、入院患者は年間12万8千人、死者は年間3,000人と推定されています。

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英語では一般的に "food poisoning" と言いますが、"foodborne illness"(食べ物に起因する病気: FBI)という総称も使われます。

グラフはキング郡で発生した "foodborne illness"(FBI)。2015年に公衆衛生局が報告を受けた食中毒のケースは685件。5年間の平均は年間約650件でした。

ワシントン州を含む全米規模で発生したものでは、メキシコ料理店をチェーン展開するチポトレ・メキシカン・グリル(Chipotle)の大腸菌による集団食中毒が記憶に新しいですね。キング郡で最近発生したのは、Shiga Toxin-producing E. coli、略して STEC と呼ばれる食中毒。日本語では志賀毒素産生性大腸菌と呼ばれます。

外食が原因で食中毒のような症状が出た場合は、主治医などの診察を受けましょう。また、キング郡は外食が原因と見られる病気の報告を受け付けています(月~金 8am-5pm; 電話 206-296-4774)。

キング郡によると、志賀毒素産生性大腸菌に感染すると、下記のような症状があります。発熱は必ずしもあるわけではなく、あってもそれほど上がらないとされています。

  1. 症状があらわれるまで1-8日(通常2-4日)
  2. 症状は下痢(通常5-7日続き、血が混じった血性下痢になる)
  3. 腹部の痙攣

感染を防ぐには?

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  1. ひき肉(ハンバーガーなど)を調理する時は調理用温度計を使うこと。全体の温度が少なくとも華氏160度であることを確認すること。真ん中がピンク色の牛肉は食べないこと。
  2. 生の肉や海産物は、果物や野菜、調理後の食べ物とは接触させないこと。
  3. 生肉と接触した手、カウンター、食器は洗剤とお湯で洗うこと。
  4. 生肉を乗せた皿に、調理後の食べ物を置かないこと。
  5. 果物と野菜を流水できちんと洗うこと。
  6. 牛乳、ジュース、サイダーは低音殺菌したものだけを飲むこと。
  7. トイレを使用した後、オムツを交換した後、動物を触った後、食事の前、調理する前後は、石鹸とお湯で手を丁寧に洗うこと。
  8. 子供の手洗いをしっかりさせること。
  9. 下痢をしている場合は、公共プールや湖で泳がないこと、お風呂を共有しないこと、他人のために食事の準備をしないこと。
  10. 湖、川、小川、池、浅い井戸の未処理水を飲まないこと。
  11. 水泳をする際は、泳ぐ場所の水を飲んだり、水を口に入れないようにすること。
  12. 下痢をしている子供はチャイルドケア・プログラムに参加しないこと。
  13. 調理関係者、チャイルドケア職員、患者に接する医療従事者は、病気が完治し、地元の公衆衛生局に許可されるまで職場復帰をしないこと。
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日本の内閣府・食品安全委員会 『食中毒予防のポイント』 には食中毒を防ぐ方法が日本語で詳しく書かれています。

食品の取り扱いにはくれぐれも気をつけて!

掲載:2016年6月 更新:2020年9月



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