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停電に備える!シアトルでの事前準備と対応方法

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シアトルのあるワシントン州では、ハリケーン並みではないものの、暴風雨に見舞われて停電が起きることがよくあります。復旧にかかる時間は状況や地域によって異なりますが、長期化すると本当に大変です。この記事では、停電に対する備えと注意点をまとめました。

もくじ

備蓄品をチェック

停電の時に特に必要なものとしては、懐中電灯などがあります。何かの場合に、ライターなど着火道具もあると便利かもしれません。

在シアトル日本国総領事館が大規模災害に備え作成した非常時の持ち出し品・備蓄品チェックリストは、細かいところまでカバーしています。米国赤十字が提供している停電の際のリスト(英語)も見ながら、停電に必要なものを考えましょう。

停電に備えてしておきたいこと

  • 携帯電話の懐中電灯機能の使い方を確認しておく。
  • 車のガソリンを満タンにしておく。(停電でガスステーションが機能しない場合があるため)
  • 電気自動車を100%充電しておく。(停電で充電できない場合があるため)
  • 携帯電話やタブレット、ラップトップ、充電池などを100%充電しておく。
  • ガレージの電動シャッターを手動で開閉する方法を確認しておく。
  • コンドミニアムなどのオートロック方式の自動扉や電動式の門を手動で開閉する方法を確認しておく。
  • デスクトップ・コンピュータやテレビ、照明、ウォーターヒーター、エアコン、暖房器具など家電製品の電源を切っておく。
  • できればコードレスでない電話も用意する(コードレス電話は停電時は機能しません)。
  • 使っていない家電製品の電源を抜いておく。
  • 停電で日の出前・日の入り後は室内が見えづらくなるので、明るいうちに足元を片付けて、歩くときに危なくないようにする。
  • バスタブやシンクにお湯をためておく(手足や顔をさっと洗える。トイレや植木にも使える)。
  • トイレを流すのに使うバケツを用意しておく。
  • お湯を沸かし、保温できるウォーターボトルなどに詰める。
  • 暴風で折れた場合に問題になりそうな庭木の枝を切っておく。
  • 主電源スイッチの場所を確認し、ブレーカーの操作方法を確認しておく。
  • 電力会社のアプリがあればダウンロードし、SNS のアカウントをフォローするほか、緊急時の電話番号を把握しておく。
  • 発電機(portable generator)を購入し、使い方を確認しておく。
    ※ガレージの中や屋内でははなく、必ず家から最低20フィート離れた屋外に置いて使用すること。

停電中にしておきたいこと

  • 冷蔵庫や冷凍庫の扉は、できるだけ開かないこと。
  • 保冷剤があれば凍らせておき(または氷をジップロックに入れておく)、後に冷蔵庫へ移すのもおすすめ。
  • 傷みやすい食品は、保冷剤や冷凍食品と一緒にクーラーに移すこと。食品は40°F(約4°C)以上の温度に長時間さらされると、腐る可能性あり。 迷った場合は、捨てること。
  • お湯が出るか確認し、お湯が出るならバスタブやシンクにためておくこと。
  • 電力会社のアプリや SNS で停電状況を確認し、停電を電力会社に通知すること。
  • 暴雨風で木が倒れたり、電線が落下する可能性があるので、出歩かず、安全な場所に留まること。

冬の停電の時にすること

冬に停電した場合は、屋内を暖かく保つ必要があります。

  • 薪を使う暖炉やガス式の暖炉があれば使用する。
  • 外とつながっているドアや窓の隙間をタオルなどでふさぐ。
  • 南向きの窓から太陽光が入る場合を除いて、カーテンを閉め、窓を通して室内が冷えるのを防ぐ。
  • 服を重ね着し、帽子や手袋を使う。
  • 停電が長引きそうな場合は、一つの部屋に集まって寝起きし、毛布や寝袋、懐中電灯を使う。
  • テントがある場合は、屋内でテントを使って寝起きし、暖まる。

停電中にしてはいけないこと

天然ガスやチャコールの屋外用グリルを、屋内で使用してはいけません。一酸化炭素中毒になってしまう可能性があります。

Consumer Reports は、発電機(portable generator)を使う場合、家・フェンス・物置などから20フィート(約6m)以上離れた屋外に置いて使用することを呼びかけています。

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