動物を飼うには、あなたの生活そして人生のパートナーとして大切にし、最後まで一緒に過ごすという心構えが必要だ。「かわいい!」と、一時的な喜びのために動物を飼うのではなく、どのようにしたらペットの一生を幸せにしてあげられるか考えてみよう。
ライフスタイル
まず、自分のライフスタイルを考えてみること。基本的にペットは何年も一緒に生活することになるので、自分のライフスタイルとペットがマッチしている必要がある。
- どれぐらいの運動量を毎日こなしているか。
- ペットを飼う目的は何か。 (運動のお供に・ゆったりと過ごすためになど)
- 家にいない時間は毎日どのぐらいか。
- 頻繁に出張や外泊をするか。
- 家庭に乳幼児がいるかどうか。 (乳幼児がいる場合は成犬が良いとされている)
- ペットに対してアレルギー体質の人は家族にいないか。
- 今後数年間にライフスタイルに大きな変化がある可能性があるか。 (他都市への引越し・海外駐在など)
- ペットに与えることができるスペース、および環境はどうか。
- どのような種類のペットがよいか。
- 純血種(purebred)または雑種(mixed breed)のどちらがよいか。
犬であればアメリカン・ケンネル・クラブ(American Kennel Club:AKC)、猫であればいくつかの登録団体が、犬猫を純血種、または雑種と判断している。この純血種とはこれらの団体に純血種と認可されているオスとメスから生まれたという意味で、その犬または猫のクオリティを保証するものではない。純血種を飼いたい場合はその種類について勉強しよう。
ペットの世話
ペットの種類によっては10年以上から20年近く生きることもある。その間、そのペットはあなたの世話を必要としていることをお忘れなく。
- 運動・餌・排泄の面倒をみること
- 医療費など、突発的な支出の準備をしておくこと
- 法律で定められた義務を守ること
これらの最低限必要なことを守れなければ、ペットは幸せな一生を送ることができないかもしれない。
参考:Choosing A Pet” (The Humane Society for Seattle/King County)