アニマル・シェルター
アニマル・シェルターって?
アニマル・シェルターの役目は、捨てられたり、虐待されたり、また、飼い主が何らかの理由で飼えなくなったりしたペットを保護し、新しい飼い主を見つけること。全米各地ではたくさんのシェルターがすべてのペットに良い飼い主を見つけるために活動しています。
なぜ保護される動物がいるの?
飼い主が何らかの事情で飼えなくなってしまったり、災害などで飼い主と離れ離れになってしまったりする場合があります。
また、米国動物愛護協会(The Humane Society of the United States)は、利益目的の大規模な繁殖場の問題、動物を捨てたり、避妊・去勢手術を怠って予定外の妊娠をさせてしまったりという飼い主の無責任な行動なども原因に挙げています。このような状況の打開には、シェルターに保護された動物を引き取り、また、地域及び飼い主をきちんと教育していくことが必要不可欠と言えます。
アダプトの基本的なプロセス
1. 実際に動物をチェック
動物を飼う心構えと準備ができたら、実際に動物を対面してみましょう。シェルターには避妊・去勢手術、予防注射などを既に済ませた年齢・性別・種類ともにさまざまな犬猫が、新しい飼い主が現れるのを待っています。また、各シェルターのウェブサイトでは保護されているペットの情報を掲載しているので、事前にチェックしましょう。
アニマル・シェルターでは、飼い主としての資格があり、動物を引き取る準備ができているかどうかの審査を行います。その方法は各シェルターによって異なりますが、通常は引き取り希望者が申込フォームに記入し、シェルターのスタッフが記入事項に嘘偽りがないかどうか面接してチェックするようになっています。
これに合格すると、実際の申し込みが行われ、契約へと進む。ペットと飼い主が一緒に幸せな生活を送るためには、欠かせないプロセスと言えます。
セレクションの主な基準は、目的・ライフスタイル・家族構成・家計状態・住居などが挙げられます。人間同様、犬も猫もそれぞれで性格は異なるので、どのような犬猫が自分のライフスタイルや居住環境に向いているかによって、セレクションがさらに狭められます。
小さなアパートであれば小型でそれほど活発でない動物が向いていると言えますし、あまり運動をしない、おとなしい人には、おとなしく、それほど運動量を必要としない動物が向いているなど、さまざまな局面からシェルターのスタッフと一緒に考えてみましょう。
アダプトする費用はシェルターによってさまざまです。セレクションが終わり、すべての手続きを終えたら、動物を家に連れて帰ることができます。新しい家に慣れさせることが大切なので、無理強いせず、きちんとした世話をしながら、慣れるまで気長に待ちましょう。
アダプトできる動物を見つけるためのウェブサイト
動物を探すならまずここから。全米のシェルター、レスキューのリスティングが見られます。
アダプト用の動物を飼育しているシェルターやレスキューなどもあります。
- Petco
- PetSmart
- All The Best Pet Care
- Meow Cat Rescue
- Pasado’s Safe Heaven
- Purrfect Pals
- Auburn Valley Humane Society
- Old Dog Heaven
- Motley Zoo Animal Rescue
- Happy Paws Farm (Humane Society – Western Region)
- The Noah Center
- Seattle Purebred Dog Rescue
- Ginger’s Pet Rescue
- WAMAL
- South County Cats
- Seattle Area Feline Rescue
- Forgotten Dog Rescue
シアトル市内近郊の主なシェルター
ワシントン州にある500以上のシェルターやレスキュー団体で主なものは次のとおりです。