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アメリカの出入国に便利!「グローバルエントリー・プログラム(Global Entry Program)」

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グローバルエントリー・プログラムは、米国税関国境警備局(US Customs and Border Protection:CBP)が管理するプログラムです。このプログラムのメンバーになると、飛行機に搭乗する前の TSA の保安検査(セキュリティチェック)で専用レーンを使うことができ、入国の際はグローバルエントリーのキオスク(機械)または専用の列を利用できます。

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グローバルエントリー・プログラムを利用できる旅行者

現在、グローバルエントリー・プログラムを申請する資格があるのは、米国市民、米国永住権(グリーンカード)保持者、そして複数の国の国籍保持者となっています。

2024年11月27日より、日本もグローバルエントリー・プログラムのパートナーとなりました。これにより、米国永住権を保持していない日本国籍保持者も申請できます。詳細はこちらでご覧ください

出国前にグローバルエントリー・プログラムに申請し、条件を満たしていると判断された場合、このプログラムのメンバーになることができます。

18歳未満の場合は、親、または法的後見人による同意が必要です。

グローバルエントリー・プログラムの申し込み方法

このプログラムのメンバーになるには、US Customs and Border Protection(CBP)による身元調査(background check:バックグラウンドチェック)と個別面接を受ける必要があります

申請は、Trusted Traveler Program(TTP)のアカウントを作成することから始まります。

  1. Trusted Traveler Program(TTP)のアカウントを作成する。
  2. 1で作成したアカウントにログインし、アプリケーションを完了する。
  3. 申請費用を支払う(申請に合格しなかった場合でも申請費用は返金されません)。
  4. CBP がアプリケーションの内容を確認し、条件つきで承認された場合、TTP のアカウントに Global Entry Enrollment Center での面接を設定するよう指示が届く。面接は個別に設定する必要がある。
  5. 面接には、有効なパスポートとその他1種類の身分証明書(運転免許証など)を持参する。永住権保持者であれば、永住権カードを提示する必要がある。

条件つきで承認された申請者は、米国への入国時に面接を受けることもできます。公式サイトの「Enrollment on Arrival」をご覧ください。

グローバルエントリーのメンバーになった場合の、空港での基本的なステップ

  1. グローバルエントリーのモバイルを使用し、入国プロセスを開始する。アメリカの主要空港の場合は、グローバルエントリー専用の機械(キオスク)または列が設置されている場合もある。
  2. 機械での顔認証、機械でのパスポート(または永住権カードや指紋)のスキャンを行う。グローバルエントリー専用の列で係官がいる場合は、その指示に従って必要書類の提示や指紋のスキャンを行う。
  3. 機械がデータ処理完了を示すレシートを印刷する場合は、それを受け取ること。
  4. 入国の手続きが終了したら、到着ロビー、またはトランジット(乗り継ぎ)用のエリアへ進む。

グローバルエントリー・プログラムのキオスクまたは専用の列が設置されている空港の一覧はこちら

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