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アルカイ・ビーチ
エリオット湾を挟んでダウンタウンと向かい合わせに位置するウエスト・シアトル。シアトルのダウンタウンも見えるアルカイ・ビーチ、その東にある 『The Junction』 と呼ばれるエリアには、ローカル色豊かなショップやレストラン、カフェが並んでいます。
ビーチタウンのようなアルカイ・ビーチ
アルカイ・ビーチ
ウエスト・シアトルのアルカイ・ビーチは、都市部に住む人たちの憩いの場として人気のスポット。緯度の高い北西部の海水は夏でも非常に冷たいので、ビーチでは主に日光浴とビーチバレーを楽しむことができます。海岸沿いの散歩道ではウォーキング、ジョギングやサイクリング、ローラーブレードも人気です。ビーチ沿いには、ピザやフランス料理、アメリカ料理、地中海料理などを楽しめるレストランが並んでいます。
このアルカイ・ビーチにアーサー・デニー氏率いる一行計22人がインディアナ州からオレゴン州を通過し、海岸沿いに北上するという長い旅の末にたどりついたのは、1851年11月13日のこと。その到着地点には石碑が立てられています。一行は、今のアルカイ・ビーチに家を建て、最初の白人の入植者となりました。
翌年にはただ一人を除いて冬の天候がより穏やかな内海に面した現在のパイオニア・スクエアに引越しましたが、アルカイ・ビーチに残ったチャールズ・テリー氏が今日のウエスト・シアトルを "New York Alki"(Alki とはこの一帯に住んでいたネイティブ・アメリカンの言葉で "by and by" という意味)と名づけ、それが現在のビーチの名前となったと言われています。
この小さな自由の女神像は、1952年にBoy Scouts of Americaがシアトル市に寄付し、その後、市が修復したもの。前述のデニー氏が率いる一行が到着したポイントのすぐ近くなので、ぜひチェックしてみてください。
ウエスト・シアトルの中心地、ザ・ジャンクション
イージー・ストリート・レコード
ウエスト・シアトルの中心地は、アルカイ・ビーチの東にある 『The Junction』 と呼ばれるエリア。ローカル色豊かなショップやレストラン、カフェが並んでいます。
旬の食材を近隣農家が直売するファーマーズ・マーケット、ちょっとしたスナックを食べ歩きできるカフェやベーカリー、状態のいい古着やヴィンテージものを委託販売するコンサイメント・ストアなど、ウエスト・シアトルらしい場所をチェックしてみましょう。
詳しくは「穴場がいっぱい!ウエスト・シアトル ローカルがすすめる10の楽しみ方」でご覧ください。
ウォーターフロントを発着 ウォーター・タクシー
ウォーター・タクシー
シアトルのダウンタウン側のウォーターフロントのピア54とウエスト・シアトルの南にあるシークレスト・パークを約12分で結びます。シークレスト・パークはレストランや釣り場があり、ダウンタウンのビル郡を眺められるので人気。そこからアルカイ・ビーチまで徒歩で30分ぐらいです。
ウエスト・シアトルと高速道路を結ぶウエスト・シアトル・ブリッジが2020年3月から2022年9月まで通行止めとなって、その便利さに気づいた人が多く、定期便となりました。
【公式サイト】https://kingcounty.gov/en/dept/metro/travel-options/water-taxi/west-seattle