ワシントン大学、第34代学長にロバート・J・ジョーンズ氏を選出
ワシントン大学理事会は3日、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の学長を9年間務めたロバート・J・ジョーンズ氏を、ワシントン大学の第34代学長に選出したと発表しました。ジョーンズ氏の5年間の契約は8月1日から開始されます。同大学によると、アフリカ系アメリカ人の学長はジョーンズ氏が初めて。10年間にわたり学長を務めてきたアナ・マリ・カウセ学長は、2024-25年度の学年末(今年6月)で退任します。詳細はこちら。
ワシントン州でインフルエンザなどが流行中
アメリカ全体で、インフルエンザ、COVID-19、RSV、ノロウイルスの冬季流行が広がっていることが、州と全国のデータからわかっています。ワシントン州保健局が公開しているデータによると、1月19日から1月25日の間にワシントン州でインフルエンザで入院した患者は268人で、2024年の同時期は115人、2023年は77人でした。また、ワシントン州保健局の報告によると、2024-25年のインフルエンザ冬季流行中、1月18日までに州内でインフルエンザ関連の原因によって死亡した人は、ワシントン州全体で65人となっています。
年度 | 期間 | 7日間平均入院者数 | 病床占有率 |
2022-2023 | 1/22/2023-1/28/2023 | 77 | 1.0% |
2023-2024 | 1/21/2024-1/27/2024 | 115 | 1.3% |
2024-2025 | 1/19/2025-1/25/2025 | 268 | 3.1% |
先住民の文化を反映した新しいアート作品が、シアトルのウォーターフロントに完成
スアクワミッシュ部族とマクルシュート部族との協力のもと、この地域の先住民の文化を反映した新しいアート作品が、シアトルのウォーターフロントに設置されました。このアートは、シアトル出身でロサンゼルス在住のオスカー・トゥアゾンが手がけたもので、22組のダグラス・ファーの柱と梁、6本の柱でサリッシュの伝統的な家の柱を現代的に表現したもの。トゥアゾンの作品は、シアトルのヘンリー美術館、ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベイニンゲン美術館やフランス・ディジョンのル・コンソルティウムなど、世界各地の美術館やギャラリーで展示されています。また、ボストンやニューヨーク、パリなどで公共の委託を受け、2019年にはシカゴ建築ビエンナーレにも参加しました。今回の作品の彫刻には、彫刻家のランディ・パーサー(スクアミッシュ族)、タイソン・シモンズ(マックルシュート・インディアン族)、キース・スティーブンソン(マックルシュート・インディアン族)も参加しました。詳細はこちら。