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シアトルの注目ニュース:2024年8月5日(月)〜8月9日(金)

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もくじ

歴史的なスミス・タワーに新オーナー誕生

完成当時は「ミシシッピ州の西側で最も高いビル」といわれたパイオニア・スクエアのスミスタワーが売却されました。シアトル・タイムズによると、シアトルに拠点を置く不動産持株会社であるGTキャピタルが、「投資家グループを率いて、スミス・タワーと隣のバトラー・ガレージを購入した」と、金曜日のニュースリリースで発表しました。新しい所有者には、匿名の「著名なシアトルの家族」が含まれています。売却価格は公表されていませんが、2019年にスミスタワーは約1億3,800万ドル、バトラー・ガレージは3,100万ドルで売却されたことは公表されています。同紙は、「リモートワークの影響でオフィス市場が打撃を受けたため、現在、郡は両方の建物の評価額を2019年の売却価格を大幅に下回る金額に設定しており、新しい所有者が取引でお得な条件を得た可能性がある」と指摘しています。

J.sweets、アルダーウッド・モールに今月中に開店予定

ベルビュー宇和島屋から撤退した日本輸入スイーツ専門店 『J.sweets』が、今月中にリンウッド市のアルダーウッド・モールに開店することがわかりました。詳細は公式インスタグラム参照。

Costco(コストコ)が入店時に会員証のスキャンを義務付け

Costco(本社:ワシントン州イサクア)は、「今後数ヶ月以内に、店舗入口に会員証のスキャナが設置される」と、公式サイトで発表しました。

COVID-19による死亡者数 2023年は2022年から68.9%減少

CDC(疾病予防管理センター)が8日に発表した2023年の暫定的な死亡推定値で、COVID-19による死亡者数は、2022年(24万5614人)を68.9%下回る7万6446人となりました。

2023年に米国で確認された暫定死亡者数は309万582人で、主な死因は心臓病、がん、意図しなかった負傷でした。男性の死亡率は884.2、女性では632.8で、全体では750.4であり、2022年(798.8)よりも6.1%低下しました(年齢調整後の人口10万人あたり)。全体の年齢調整後の死亡率はすべての年齢層で減少しましたが、非ヒスパニック系多民族で最も低く(352.1)、非ヒスパニック系の黒人またはアフリカ系アメリカ人で最も高かった(924.3)ことがわかりました。

を発表しました。死亡推定値は、死亡率の傾向の変化を早期に示し、死亡率を減少させることを目的とした公衆衛生政策や介入を導くものです。ある年の最終的な年間死亡データは、通常、その年の終了から11か月後に国家生命統計システム(National Vital Statistics System)から発表されます。

詳細は CDC の公式サイトでご覧ください。

不動産企業 Zillow のリッチ・バートン CEO が退任

不動産企業 Zillow(本社:シアトル)は、7日の取引終了後に、共同創業者であるリッチ・バートン氏がCEOを退任し、最高執行責任者(COO)のジェレミー・ワックスマンが後任となることを発表しました。バートン氏は2005年から2010年までCEOを務め、その後2019年に再びCEOに就任しましたが、今後は共同創業者のロイド・フリンク氏と共に取締役会の共同執行会長に就任する予定です。MarketWatch によると、同社の株価は、第2四半期の業績が予想を上回ったことを受け、8日の取引開始前に12%上昇し、46.87ドルになりました。

山火事の煙がワシントン州西部に広がる 東風による影響

ワシントン州では、州東部(カスケード山脈の東側)で山火事が続いています。ナショナル・ウェザー・サービスのシアトルオフィスは、この山火事の煙が東風に乗って7日夜から8日にかけてワシントン州西部に流れ込むと発表しました。

ワシントン州西部に高温注意報 8月8日から8月9日まで

ワシントン州予備選挙 初期集計結果

8月6日にワシントン州予備選挙の投票が締め切られ、票集計が行われました。知事選挙には20人以上が出馬しましたが、初期集計結果によると、最多の45%以上の票を獲得したのはワシントン州司法長官のボブ・ファーガソン氏(民主党)で、元共和党の下院議員デイブ・ライカート氏は約30%を獲得しています。また、司法長官選挙では、元ワシントン州西部検事で民主党のニック・ブラウン氏とパスコ市長で共和党のピート・セラノ氏が上位2位を占めています。11月の一般選挙では、各選挙で獲得票数が上位2位の候補者の一騎打ちとなります。ワシントン州で知事と司法長官の選挙が広く争われるのは2012年以来初めて。その他の初期集計結果は、ワシントン州の州務長官室公式サイトで確認できます。

シアトル市、職員の出勤日数を11月4日から週3日に

シアトルのブルース・ハレル市長は5日、シアトル市の行政部門の従業員は出勤とリモートワークを組み合わせたハイブリッドの勤務体制を続けながら、11月4日から週3日出勤することが求められることを発表しました。この方針は、対面でのコラボレーションとチームワークの重要性を強調しており、従業員の成長と組織文化の向上に貢献することを目指しています。詳細はシアトル市の公式サイトでご覧ください。

サウンドトランジット リンウッド市に手頃な価格の住宅を開発

サウンド・トランジットは、シアトル市のノースゲートからスノホミッシュ郡へのリンク・ライトレールのサービスを拡大しており、2024年秋にリンウッド市に新しい駅を開設する予定です。その敷地の隣に購入した約2エーカーの土地は、仮設オフィスや機器の保管に使用されていますが、今後、167戸の手頃な価格の住宅を含む2棟の建物が建設されることになります。このプロジェクトは、地域の収入の中央値(median income)の30%から60%の収入を得ている世帯が対象で、そのうちの4分の3はファミリーサイズの2ベッドルームおよび3ベッドルームのユニットとなるとのことです。詳細はサウンドトランジットの公式サイト参照。

ワシントン州のヤキマ・バレー、USA TODAY の『10 BEST』で最優秀ワイン生産地域に選ばれる

USA TODAY の読者投票で、ワシントン州のヤキマ・バレーが、米国の最優秀ワイン地域(Best Wine Region)に選ばれました。同紙はヤキマ・バレーについて「ワシントン州のヤキマ・バレーは、州のワイン産業の先駆者として称賛されています。年間300日以上の晴天に恵まれたそのブドウ畑は、丘陵と肥沃な土地に囲まれ、自然の美しさに満ちた素晴らしい旅行先です。さらに、多くの高品質なワイナリーが集まっており、太平洋岸北西部のワイン回廊における必見の目的地となっています」と解説しています。

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