カナダ発アジア系スーパーマーケット『T&T Supermarkets』ベルビュー店が12月5日オープン
カナダ発のアジア系スーパーマーケット 『T&T Supermarkets』は1日、米国1号店となるワシントン州ベルビュー店を12月5日に開店すると発表しました。当初の開店予定は2024年夏でしたが、電気系統の工事の遅れから開店が延期されていました。オープン記念のさまざまな特典があります。
ワシントン州知事、ワシントン州兵の一部に待機を指示 2024年の選挙に関連する公共の安全活動支援で
ワシントン州のインスリー知事は1日、選挙の週に地方の法執行機関やワシントン州警備隊を支援する要請があった場合に備え、ワシントン州兵の一部に待機（to be on stand-by）を指示しました。知事は、州兵の動員数を決定する権限をジェント・ウェルシュ州軍司令官に与えています。発表によると、「これはあくまで予防措置であり、米国国土安全保障省が選挙関連のインフラへの脅威について全国的に警告を発したことや、ワシントン州南西部で最近発生した活動を受けたもの」です。州兵は、2024年11月4日（月）から11月7日（木）までの4日間、待機態勢に入ります。
マイコプラズマ肺炎 特に2〜11歳の子どもの間で増加
米国疾病予防管理センター（CDC）によると、米国では今年の春から全ての年齢層でマイコプラズマ肺炎の症例が増加が見られ、8月にピークを迎えた後も、高いまま推移していることがわかっています。CDCの発表によると、特に2〜11歳の子どもの間で増加しており、2024年3月31日から10月5日まで期間中、2〜4歳の子どもたちにおける割合は1.0%から7.2%に、5〜17歳の子どもたちにおける割合は3.6%から7.4%に増加しました。CDCは、これまでマイコプラズマ肺炎は2〜4歳での主要な肺炎の原因として認識されてこなかったため、今回の増加に注目しています。マイコプラズマ肺炎（Mycoplasma pneumonia / M. pneumonia）は、感染者が咳やくしゃみをした際に生じる飛沫を吸い込むことで感染が広がることから、手洗いや咳・くしゃみを覆うといった呼吸器系ウイルスの予防対策が必要です。マイコプラズマ肺炎が “walking pneumonia”（日本語では「歩く肺炎」）と呼ばれる理由は、風邪のような症状が出るものの、通常は軽度のため、外出して通常の日常生活を送ることもあることに由来しています。
ボーイングの従業員が加盟する機械工労組、新たな労働契約への投票を予定
ボーイング社の従業員3万3000人が加盟する国際機械工・航空機工労働組合（International Association of Machinists）は31日に新たな労働契約案を受け取り、組合員に対して承認を推奨すると発表しました。シアトル・タイムズによると、この提案に対しての投票は11月4日（月）に行われます。同組合が9月13日に始めたストライキは、8週目に入りました。最新の提案には、今後4年間で38%の一般賃金引き上げが含まれており、契約が承認されればストライキは終了して組合員は職場復帰となりますが、拒否されればストライキは継続されます。
ワシントン州の住宅価格 過去40年間で828%上昇 全米平均は約500%
ワシントン州の住宅価格が過去40年間で800%以上も上昇していることがわかりました。ResiClub のジャーナリストのランス・ランバート氏が発表した Freddie Mac 住宅価格指数の分析によると、1984年から2024年にかけて、ワシントン州の住宅価格は全米最大となる828%増となっています。これにオレゴン州（699%）、ロードアイランド州（668%）、マサチューセッツ州（664%）が続いています。AXIOS によると、ランバート氏は「住宅ローン金利、世帯収入の中央値、全国の住宅価格を考慮すると、全体の住宅の手頃さは1984年と比べてわずかに悪化した程度にとどまっている」と指摘していますが、ワシントン州商務省は「ワシントン州の世帯の73.3%は、中央値価格の住宅（64万ドル）を購入することができない。また、州全体の3分の1以上の世帯が月収の30%以上を住宅費に充てている」と報告しています。
犬猫の飼い主とシッターのマッチングサービス Rover.com がヨーロッパでの展開を拡大
シアトル発のペットケア会社 Rover.com（本社：シアトル）が、猫の世話コミュニティ『Cat in a Flat』を買収したと発表しました。『Cat in a Flat』は2014年にロンドンで設立され、アプリとウェブサイトを通じて猫の飼い主とキャットシッターをつなぐサービスを提供しています。現在は9カ国で5万人以上のケア提供者が登録しています。GeekWire によると、創業から13年目を迎えた Rover は犬の飼い主とシッターをマッチングするサービスに加え、グルーミングやペット用品、トレーニングといった他の分野にも進出し、今年初めにブラックストーンに23億ドルで買収されました。2019年から正式に猫のケアサービスも提供しています。
オレゴン州沖で M6.1の地震
今日午後1時15分、オレゴン州沖でM6.1の地震が観測されました。震源の深さは9マイル（約14.4km）。この地震による津波の心配はありません。#地震 https://t.co/W0rFtND2bb
— シアトル日本語情報サイト「ジャングルシティ」🇺🇸 (@junglecity) October 30, 2024
30日午後1時15分、オレゴン州沖でM6.1の地震が観測されました。震源の深さは9マイル（約14.4km）。この地震による津波の心配はありません。
スターバックス、来年1月から社員に週3日のオフィス出勤を義務付け
ブルームバーグによると、スターバックス（本社：シアトル）が来年1月から社員に週3日のオフィス出勤を義務付け、これに従わない場合は解雇となる可能性もあると発表しました。同社の本社では約3500人が勤務しています。
ワシントン州南部のバンクーバー市で、投票箱に何者かが放火
28日未明、ワシントン州南部のバンクーバーとオレゴン州ポートランドで、期日前投票の投票用紙を投函する投票箱が放火される事件が発生しました。火は消し止められましたが、一部の投票用紙が焼けてしまったと発表されています。 10月26日午前11時以降にこの投票箱に投函した人は、Clark County Elections Officeに連絡する必要があります。
オレゴン州マルトノマ郡保安局が、容疑者が運転していたと見られる車の写真を公開しました。情報提供はこちらの連絡先まで。
シアトル公立図書館のグリーン・レイク分館が再オープン
長期間の耐震補強工事やその他の改修工事を経て、シアトル公共図書館のグリーン・レイク分館が、28日午前10時に再オープンし、祝賀式典が開催されました。グリーン・レイク分館は1910年に開館したカーネギー建築の一つで、歴史的ランドマークとして保護されていることから、今回の工事でも建物の歴史的特徴や建築の構成要素、重要な文化的遺産が保存されました。また、工事中に発見された分館のオリジナルの建築構造は館内で一般公開されています。「カーネギー建築」とは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、アメリカの実業家で慈善家のアンドリュー・カーネギーによって資金提供された公共図書館の建築物のこと。カーネギーの支援によって建てられた図書館は「カーネギー図書館（Carnegie Library）」と呼ばれ、全米や他の国々で1,600以上が建設されました。
マクドナルド O157の集団食中毒事件続報
マクドナルドの「クォーターパウンダー」ハンバーガーが原因と見られる腸管出血性大腸菌O157の集団食中毒で、10月24日時点で13州で75人が症状を訴え、高齢者1人が死亡、22人が入院しています。これにはワシントン州の1人が含まれています（CDC発表）。KING5によると、マクドナルドは、牛肉のパテが原因ではないとされることから、「クォーターパウンダー」ハンバーガーの販売を再開しましたが、カリフォルニア州の Taylor Farms がコロラド州の工場から出荷した生玉ねぎのスライスの使用を無期限で中止すると発表しました。
車両45台を巻き込む玉突き事故 Interstate 5 南行きがケント市で一時通行止めに
The two left lanes are blocked on SB I-5 just south of SR 516 in @cityofkent for a collision involving multiple vehicles.
— WSDOT Traffic (@wsdot_traffic) October 27, 2024
Prepare for delays and avoid the area if possible. https://t.co/Bieug9pxz1 pic.twitter.com/Xq1k4TuVid
27日午後2時過ぎ、ケント市の州間高速道路 I-5南行きで車45台を巻き込む玉突き事故が発生し、全車線が一時通行止めになりました。幸いなことに深刻な負傷者はいないとのことです。ワシントン州警備隊のリック・ジョンソン氏はドライバーのスピード運転が原因として、減速を呼びかけています。
大雨で地滑り発生 Interstate 5 北行きが約10時間にわたり通行止めに
UPDATE 5 1015AM: All lanes NB I-5 just north of Iowa St in @CityofBhamWA remain closed as crews clear an estimated 2000 cubic yards of debris. A specialty tow truck has been called to remove the semi. The left lane of SB I-5 is also blocked at this location. Backups avg 3 miles. https://t.co/Qlqz8zCKpj pic.twitter.com/9DDkTr6JmJ
— WSDOT North (@wsdot_north) October 27, 2024
26日夜から27日未明にかけてワシントン州北部で降った大雨の影響で、27日午前4時過ぎから南北を結ぶ高速道路I-5北行きがベリンハム市の Iowa Street（MP264）のすぐ北で全車線通行止めとなりました。ワシントン州運輸局などによる復旧作業の結果、午後3時に全車線が開通しました。
ワシントン州北部で記録的な大雨
ナショナル・ウェザー・サービス（NWS）によると、26日夜から27日未明にかけてワシントン州北部で大雨が降り、カナダとの国境に近い街ベリンハムの空港では27日の2時間でこの日の降水量記録1.75インチ（約44.5mm）に並びました。また、27日の降水量は午前7時過ぎで2.08インチ（約52.8mm）で、すでに10月の観測史上2番目に雨の多い日となっています。 現在の10月の観測史上最も降水量の多い日は、2003年10月16日の2.46インチ（約62.5mm）でした。
