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シアトルの注目ニュース:2024年12月2日(月)〜12月6日(金)  

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シアトル中心部への出勤者数が今年1月から連続で8万人超え

ダウンタウン・シアトル協会(DSA)が発表した新しいデータによると、シアトル中心部への出勤者数が今年1月から連続で8万人を超えました。10月の平日は平均9万3421人の労働者がダウンタウンに出勤しており、6月の9万5041人に次いで2番目に多い数値となりました。2023年10月と比較して8%の増加を示し、2019年10月の平日平均の56%に相当します。

シアトル大学とコーニッシュ芸術大学が統合を計画

1891年に創立されたワシントン州西部最大の私立大学のシアトル大学は、1914年に創立されたコーニッシュ芸術大学との統合を目的とした意向書を締結したことを発表しました。これにより、コーニッシュ芸術大学は最終的に “Cornish College of the Arts at Seattle University” となり、現在のサウス・レイク・ユニオンのキャンパスで引き続き授業を提供する予定で、この計画は両校の理事会によって承認されています。シアトル・タイムズによると、全国的に高等教育セクターの縮小が進んでおり、高額な管理業務や学生支援業務を統合することでコストを削減し、教育および学際的な機会を拡大することが期待されています。

ベルビュー・エアポート・シャトルが運行開始

2024年12月4日より、シアトル・タコマ国際空港とベルビューの主要ホテルを結ぶ『ベルビュー・エアポート・シャトル』が運行を開始し、ベルビューへのアクセスがますます便利になりました。このシャトルはシアトルの空港や港を運営している Port of Seattle と、ベルビューの観光PR団体 Visit Bellevue が共同で提供し、Eagle Towncar Service が運行するものです。詳細は以下の記事でご覧ください。

インスリー州知事、州の政府機関に対し支出凍結を宣言 深刻な赤字で

ワシントン州の財政赤字は、今後4年間で100億~120億ドルに達すると予測されています。シアトルタイムズAXIOS などによると、州税収は記録的に増加していますが、社会福祉や医療サービスの需要増加、教育費の増大、インフラ維持費、州職員の給与引き上げや労働協約の負担、気候変動への対応や新規政策の実施による支出の増加ペースがそれを上回っていると指摘されています。この「深刻な運営赤字」に対応する措置として、ジェイ・インスリー州知事は2日、州政府機関に対し支出凍結を宣言しました。インスリー州知事室は、12月20日までに財政赤字を解消するための新しい2年間の州予算案を発表する予定ですが、2025年1月には次期知事に選出されたボブ・ファーガソン氏が引き継ぎ、州議会は1月13日から新たな立法会期を開始して独自の予算案を発表するため、数週間にわたり予算案交渉が行われる見込みです。

キング郡、暴風雨による被害情報の提出を2024年12月31日まで受付

キング郡緊急管理局(King County Emergency Management)は、11月17日~25日の風雨被害に関する情報の提出を12月31日まで受け付けています。対象となるのは、爆弾低気圧、強風、洪水、地滑りなどによる住宅や事業所の被害で、キング郡のウェブサイト(KCEmergency.com)にある調査フォームに入力して送信してください。

キング郡メトロがAI搭載カメラでバス専用レーン違反を監視 シアトルで試験導入スタート

キング郡メトロのバス

キング郡メトロが、バス専用車線を走行するドライバーの行動を監視するAI(人工知能)を搭載したカメラを2台のバスに取り付け、試験的プロジェクトを行っています。キング郡メトロは公式ブログで、「バス専用車線を自家用車で走行するドライバーによって、バスの遅延や衝突が起き、結果的に乗客の時間や税金を無駄にする可能性があるため」と説明しています。

ワシントン州における大統領選挙の得票率

大統領選挙において、ワシントン州では民主党のカマラ・ハリス副大統領の得票率は57.23%で、共和党のドナルド・トランプ氏の得票率39.01%を大きく上回りました。共和党の得票率は2020年の38.77%を0.34%上回り、わずかに共和党にシフトしたことになりますが、民主党は州全体の公職をすべて独占し、州議会の下院と上院の両方で多数派を維持しているので、ワシントン州は依然として「とても民主党寄りの州」(True blue Washington state や deep blue などと表現されます)と言えます。

12月1日に全米の空港で保安検査を通過した人は過去最多の308万7000人超

TSA(運輸保安局)によると、感謝祭の連休の最終日となった昨12月1日に全米の空港で保安検査を通過した人は308万7000人を超え、過去最高となりました。

シアトル・タコマ国際空港では、11月20日(水)から12月1日(日)の間に、到着、出発、または乗り継ぎ便を利用した人は70万7,000人で、当初の予測を8%下回りましたが、昨年比で3.5%増、パンデミック前の2019年比でも2.6%増となりました。

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