ワシントン州、低所得層の学生の大学の授業料を無料化
2026年1月から、ワシントン州で低所得層の学生の州内の公立大学の授業料を無料にする新しい政策が実施されます。The Hechinger Report や KING5 などによると、このプログラムは、大手企業からの資金提供によって賄われるもので、今年の春に可決された Workforce Education Investment Act に基づき、州の中央値所得の55%以下(4人家族の場合、約51,000ドル)の世帯収入の家庭が対象となります。また、世帯収入が州の中央値所得の55%以下ではないものの、中央値に満たない家庭には、部分的な奨学金が提供されます。この政策は、看護学、工学、コンピュータサイエンスなどの需要の高いプログラムを支援するだけでなく、企業が高度な教育を受けた労働者から利益を得られるよう、技術企業などからの追加課税によって資金を集めています。この取り組みにより、将来の雇用不足を補うと同時に、州民に高等教育へのアクセスを広げることを目指しています。
シアトルのモントレイクの自転車・歩行者用橋完成イベント
今週14日(土)午前11時に、シアトルのモントレイクに完成した自転車・歩行者用橋で初のウォーク/ライド/ロールイベントが開催されます。リフレッシュメントや家族向けのアクティビティ、無料の自転車修理サービス、ワシントン・パーク植物園のツアーなどが楽しめます。
佐々木朗希投手とマリナーズの交渉にイチローも参加する可能性 シアトル・タイムズが報道
日本のプロ野球のロッテから MLB 移籍を目指している佐々木朗希投手の獲得にニューヨーク・ヤンキースやロサンゼルス・ドジャースなど大都市の球団が意欲を見せていますが、シアトル・マリナーズの佐々木投手獲得に向けた計画にイチロー会長付特別補佐兼インストラクターも参加すると見られていると、シアトル・タイムズが報じています。野球運営部門責任者のジェリー・ディポト氏は「佐々木朗希選手がマリナーズにとって “優先事項” であると語り、球団の優れた投手育成の評判が佐々木選手にとって魅力的に映ることを期待している」と述べました。
Amazon、新車のオンライン販売を開始
Amazon(本社:シアトル)は10日、全米48都市で Hyundai(ヒョンデ)の新車を購入できる『Amazon Autos』を公開しました。これは、このサービスに参加している地域のディーラーを通じて、Amazon 上で新車を閲覧、注文、ローン、引き取り日時のスケジュール設定ができるようになるというもの。これから参加するディーラーがさらに増え、来年には新しいメーカーやブランド、都市、さらに新機能も展開する予定です。ニュースリリースによると、Amazon Autos は、価格の透明性を高めることで、価格交渉の必要を排除し、購入時に表示される価格は税金や手数料をすべて含んだ最終的な価格になります。また、現在所有している車を下取り(trade in)に出して新車の購入資金に充てたい場合は、即座に査定を受けることもできます。詳細はこちら。
FIFAクラブワールドカップ2025 シアトルで6試合の日程が発表に
史上初の FIFA クラブワールドカップ2025が、2025年6月から7月にかけて米国で開催されます。この大会には、AFC、CAF、CONCACAF、CONMEBOL、OFC、UEFAの6つの大陸連盟から選ばれた32の強豪クラブが出場します。先日、抽選会が行われ、出場クラブがグループに振り分けられました。シアトル・サウンダーズは、2022年に北中米カリブ海チャンピオンシップを初めて獲得したことで2025年のクラブワールドカップへの出場が決定しました。また、日本からはAFCチャンピオンズリーグ2022で優勝した浦和レッズが選ばれ、初戦でシアトルにてリーベル・プレートと対戦します。
連邦地裁判事が Albertson’s と Kroger の合併を却下
カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所の裁判官が、FTC(連邦取引委員会)による独占禁止法上の懸念を理由に、250億ドル規模のアルバートソンズとクローガーの合併を阻止しました。この決定は、競争の減少や価格の上昇、選択肢の減少といった消費者への悪影響を懸念したものです。また、コロラド州司法長官は、競争の減少、価格上昇、雇用および消費者選択肢への影響を理由に一時的に合併を差し止め、さらに、FTCとオレゴン州やワシントン州を含む複数の州も独占禁止法違反として合併に反対しました。その後、アルバートソンズは合併契約を解除し、クローガーが規制承認を確保するための適切な措置を取らなかったとして訴訟を起こしています。この合併が実現していた場合、ワシントン州では合計124店舗が閉鎖される計画でした。
シアトル市、青少年向けのバーチャル・セラピーサービスを拡大
シアトル市は、青少年向けのメンタルヘルスのサポートを強化するため、バーチャルセラピーサービス『Talkspace』の無償提供を開始しました。シアトル市内の13歳から24歳の青少年は、テキスト、音声、ビデオを通じてメンタルヘルスの専門家にアクセスすることができます。
アラスカ航空グループ、シアトル〜東京・成田直行便 2025年5月12日就航を発表
アラスカ航空グループ(本社:ワシントン州シータック)は10日、シアトルと東京・成田を結ぶデイリー直行便を2025年5月12日に就航すると発表しました。
ウエストランド・ディスティラリーのワイン樽仕上げのシングルモルトウイスキーが、Whisky Advocate 誌の「2024年の最も注目すべきウイスキー20選」で世界第20位に
ウェストランド・ディスティラリーのワイン樽仕上げのシングルモルトウイスキーが、Whisky Advocate 誌が9日に発表した「2024年の最も注目すべきウイスキー20選」で世界第20位に選ばれました。同誌はこの Westland Cask Exploration Wine Cask Finished(Batch 1)について「ウエストランドはアメリカン・シングルモルト界のリーダーであり、このウイスキーはそのスタイルをさらに前進させる一歩となっている」と称賛しています。
2010年にシアトルで創業した 『Westland Distillery』 は、アメリカンシングルモルトウイスキーで超人気の蒸留所(ディスティラリー)。ワシントン州産の大麦を使ったウイスキーは、国内外のさまざまな賞を受賞し続けており、昨年の Whisky Advocate 誌のこのランキングでは『Garryana Eighth Edition』が世界第3位にランクインしました。
シアトルのブルース・ハレル市長が再選出馬表明
来年12月の任期満了に伴うシアトル市長選挙で、ブルース・ハレル市長は9日、シアトル倫理・選挙委員会に再選キャンペーンを正式に登録し、再選を目指して立候補する意向を表明しました。2021年に非現職候補として1969年以来最大の票差で当選したハレル市長。次期選挙で再選すれば、現職市長の再選は20年ぶりとなります。シアトル市長の任期は4年。
先月27日、ハレル市長は2025-2026年の市の2年予算(総額85億ドル、うち19億ドルは一般基金)を正式に承認しました。ニュースリリースによると、2億5000万ドルの財政赤字に対応するため、市議会で採択された最終予算には、公共の安全の向上、住宅の手頃さとホームレス問題への対策、中小企業の支援、そして活気に満ちた健康的な地域社会の構築など、市長が提案した予算に含まれていた多くの優先投資分野が反映されています。
FIFAクラブワールドカップ2025 シアトルで6試合の日程が発表に
FIFA が来年開催するクラブW杯2025の試合日程を発表しました。FIFA クラブワールドカップ2025は2025年6月15日から7月13日までアメリカで開催され、世界の強豪チームが合計32チーム出場し、世界一のクラブチームを決定します。全米各地の12のスタジアムで63試合が行われますが、シアトルのルーメン・フィールドも会場の一つで、シアトル・サウンダーズもグループステージ3試合に出場します。日本からはAFCチャンピオンズリーグ2022優勝クラブの浦和レッズが参戦し、シアトルでリーベル・プレートと対戦します。詳細は下記の記事でご覧ください。