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ワシントン州政府、州内39郡のうち21郡の経済活動再開フェーズ2への移行を承認

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ワシントン州政府は23日、カウリッツ郡、グラント郡、アイランド郡、ジェファーソン郡、メイソン郡、パシフィック郡、サンファン郡の計7郡が経済活動再開のフェーズ2に移行することを承認しました。

これにより、州内39郡で経済活動再開のフェーズ2への移行が承認されたのは計21郡になります。

ワシントン州の経済活動再開

フェーズ2に移行するには、人口10万人あたりの新たな感染者数が14日間にわたり10人未満である必要があります。

シアトル大都市圏のキング郡やスノホミッシュ郡、ピアス郡などはまだフェーズ1です。

フェーズ1で許可されている主な事柄

  • レストランのテイクアウト・宅配・ドライブスルーでの営業
  • ドライブイン式の礼拝(一世帯につき車一台に制限)
  • 自動車・RV・Boat・ORV の販売
  • カーウォッシュ
  • 小売業の店外での商品の受け渡し(curbside pickup)
  • ランドスケーピング
  • 必要不可欠の移動(旅行)、この経済活動再開の第1段階に関わる不要不急の移動(旅行)
  • 釣りやゴルフ、州立公園の利用(日帰りのみ)
  • 緊急でない手術や歯科治療

フェーズ2で許可される主な事柄

  • ハイリスクの人は自宅待機を継続
  • 1週間あたり5人以下であれば同居していない人との集まり
  • キャンプを含むすべてのアウトドアのレクリエーション
  • 不要不急の旅行は近所のみに制限
  • 感染防止対策を講じた新規の建設工事、小売営業の再開
  • レストランは稼働率50%、5人以上のテーブルを使用しない形での店内の飲食の再開
  • ヘアサロン、ネイルサロン、理髪店の営業再開
  • 製造業、営業再開
  • ハウスクリーニングやナニーなどの民家でのサービス
  • 不動産業
  • 企業のオフィス勤務 ※在宅勤務を引き続き強く奨励
  • グルーミングなどのペットケアサービス

なお、ワシントン州では自宅待機命令は5月31日まで延長されており、社会的距離の維持などの対策が前提となっています。

また、ワシントン州政府は現時点でフェーズ3に移行できる状況にはないと判断しており、フェーズ2以降の目途は立っていません。

フェーズ3で許可される主な事柄

  • ハイリスクの人は自宅待機を継続
  • 50人以下の集まりは、スポーツを含めて再開
  • プールなどのレジャー施設は稼働率50%で再開
  • レストランは稼働率75%、バーは稼働率25%、ジムや映画館は稼働率50%で営業再開
  • 小売店、図書館、博物館・美術館の再開
  • 政府の建物の一般開放
  • 不要不急の旅行の許可

フェーズ4で許可される主な事柄

  • ハイリスクの人の公共の場への外出 ※社会的距離の維持が必須
  • すべてのレクリエーション
  • 50人以上の集会の許可 ※社会的距離の維持が必須
  • バー、レストラン、ナイトクラブやコンサート会場など娯楽施設は稼働率100%で営業再開
  • 職場の再開 ※物理的な距離の維持と衛生対策が必要
  • 不要不急の旅行の許可



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