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ワシントン州内39郡のうち26郡が経済活動再開フェーズ2へ移行

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ワシントン州のキットサップ郡とクララム郡の2郡が経済活動再開のフェーズ2へ移行することがワシントン州保健局によって承認されました。これにより、州内39郡で経済活動再開のフェーズ2へ移行したのは計26郡になります。

ワシントン州の経済活動再開

フェーズ1:
King、Snohomish、Pierce、Skagit、Whatcom、Okanogan、Chelan、Douglas、Yakima、Benton、Franklin、Clark、Klickitat

フェーズ2:
Adams、Asotin、Columbia、Cowlitz、Ferry、Garfield、Grant、Grays Harbor、Island、Jefferson、Lewis、Lincoln、Mason、Pacific、Pend Orielle、San Juan、Skamania、Spokane、Stevens、Wahkiakum、Whitman、Walla Walla、Kitthitas、Thurston、Kitsap、Clallam

フェーズ2に移行するには、人口10万人あたりの新たな感染者数が14日間にわたり10人未満である必要があります。

シアトル大都市圏のキング郡やスノホミッシュ郡、ピアス郡などはまだフェーズ1です。

また、信仰的な集まりについて、フェーズ1でも屋外であれば集まることができるなど新たな規則が発表されました。

フェーズ1で許可されている主な事柄

  • レストランのテイクアウト・宅配・ドライブスルーでの営業
  • ドライブイン式の礼拝(一世帯につき車一台に制限)
  • 自動車・RV・Boat・ORV の販売
  • カーウォッシュ
  • 小売業の店外での商品の受け渡し(curbside pickup)
  • ランドスケーピング
  • 必要不可欠の移動(旅行)、この経済活動再開の第1段階に関わる不要不急の移動(旅行)
  • 釣りやゴルフ、州立公園の利用(日帰りのみ)
  • 緊急でない手術や歯科治療
  • 信仰的な集まりは屋外で100人未満に限る。社会的距離の維持やフェイスカバーの着用が必要

フェーズ2で許可される主な事柄

  • ハイリスクの人は自宅待機を継続
  • 1週間あたり5人以下であれば同居していない人との集まり
  • キャンプを含むすべてのアウトドアのレクリエーション
  • 不要不急の旅行は近所のみに制限
  • 感染防止対策を講じた新規の建設工事、小売営業の再開
  • レストランは稼働率50%、5人以上のテーブルを使用しない形での店内の飲食の再開
  • ヘアサロン、ネイルサロン、理髪店の営業再開
  • 製造業、営業再開
  • ハウスクリーニングやナニーなどの民家でのサービス
  • 不動産業
  • 企業のオフィス勤務 ※在宅勤務を引き続き強く奨励
  • グルーミングなどのペットケアサービス
  • 信仰的な集まりは屋内で通常の25%以下、または50人未満のどちらか少ない方に限って開催
  • 参加者5人以下の屋内でのサービス/カウンセリング

なお、ワシントン州では自宅待機命令は5月31日まで延長されており、社会的距離の維持などの対策が前提となっています。

また、ワシントン州政府は現時点でフェーズ3に移行できる状況にはないと判断しており、フェーズ2以降の目途は立っていません。

フェーズ3で許可される主な事柄

  • ハイリスクの人は自宅待機を継続
  • 50人以下の集まりは、スポーツを含めて再開
  • プールなどのレジャー施設は稼働率50%で再開
  • レストランは稼働率75%、バーは稼働率25%、ジムや映画館は稼働率50%で営業再開
  • 小売店、図書館、博物館・美術館の再開
  • 政府の建物の一般開放
  • 不要不急の旅行の許可

フェーズ4で許可される主な事柄

  • ハイリスクの人の公共の場への外出 ※社会的距離の維持が必須
  • すべてのレクリエーション
  • 50人以上の集会の許可 ※社会的距離の維持が必須
  • バー、レストラン、ナイトクラブやコンサート会場など娯楽施設は稼働率100%で営業再開
  • 職場の再開 ※物理的な距離の維持と衛生対策が必要
  • 不要不急の旅行の許可



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