シアトル・キング郡公衆衛生局が、キング郡在住の20代の男性が電子たばこが原因で重い肺の病気にかかったことが確認されたと発表しました。
A new case of severe lung injury has been confirmed in a man in his 20s. He was hospitalized locally and is now recovering. This is the 7th case in King County since September. Read more on the Public Health Insider. https://t.co/Wcx9d9vKmV
— Public Health – Seattle & King County (@KCPubHealth) November 15, 2019
この男性は入院して治療を受け、回復に向かっているとのことです。これにより、2019年9月20日以降にキング郡で確認された患者数は6人、疾患の可能性がある人は1人となりました。公衆衛生当局は、患者が使用していた機器や製品の入手元などについて、現在も調査を続けているということです。
CDC(疾病管理予防センター)によると、電子たばこ(vaping)のさまざまな機器や製品が原因と見られる死者42人を含む2,172人の肺疾患患者が確認されています。これにはニコチンや、マリファナに含まれる THC(テトラヒドロカンナビノール)と CBD(カンナビジオール)が入った製品も含まれます。
10月15日、電子たばこ(vaping)が関連する肺疾患は EVALI(e-cigarette or vaping product use-associated lung injury)という名称がつけられました。CDC は、最近の証拠により、ビタミン E 酢酸(vitamin E acetate)が EVALI の原因の可能性のある物質と指摘されていると報告していますが、他の多くの物質および製品が調査の対象となっています。肺疾患には複数の原因があることが考えられます。