ワシントン州保健局は8日、州内全8地域が少なくとも1月18日まで 『The Healthy Washington – Roadmap to Recovery』(以下、『ヘルシー・ワシントン』)の「フェーズ1」にとどまると発表しました。
『ヘルシー・ワシントン』 は、経済活動・社交の規制を新しい基準で段階的に緩和する計画です。
フェーズ1からフェーズ2に移行するには、次の4つの指標を満たす必要があります。
- 直近2週間の住民10万人あたりの感染者数が10%以上減少
- 直近2週間の住民10万人あたりの入院患者数が10%以上減少
- ICU 病床占有率(COVID-19感染者および非COVID-19感染者の合計)が90%未満
- 新型コロナウイルス検査の陽性率が10%未満
また、フェーズ2を維持するには、いずれか3つの指標を満たす必要があります。満たせない場合はフェーズ1に戻ることになります。
- 直近2週間の住民10万人あたりの感染者数が横ばいまたは減少
- 直近2週間の住民10万人あたりの入院患者数が横ばいまたは減少
- ICU 病床占有率(COVID-19感染者および非COVID-19感染者の合計)が90%未満
- 新型コロナウイルス検査の陽性率が10%未満
これらの指標による各地域の1月8日付の評価は、Risk Assessment Dashboard に掲載されています。
主な経済活動・集まりの制限は次のとおりです。どちらのフェーズもマスクの着用と身体的距離の維持は必須となります。
フェーズ1:
- 同居していない人との屋内での社交・集まりは禁止。
- 同居していない人と屋外で集まる場合は最大10人、2世帯まで可。
- レストラン、バーでの屋内での飲食サービスを禁止。屋外でのサービスは各テーブル最大6人、2世帯まで。営業は午後11時まで可。
- レストラン、バーのテイクアウト/宅配は可。
- ジム、フィットネス・センターの屋内の営業は一部屋または500平方フィートにつき一人まで予約制で最大45分可。
- クライミング、ジムナスティック、ダンス、武道など低リスクのスポーツは練習・訓練のみ可。アスリート5人まで。
- 低リスク中リスクのスポーツの練習・訓練は可(トーナメント不可)。屋外のガイド付き活動、狩猟、釣り、モータースポーツ、公園、キャンプ、ハイキング、サイクリング、ランニング、スノースポーツは可。
- 動物園・劇場・コンサート会場・ロデオ・庭園・水族館などの屋外の娯楽は日時指定チケット制のみ可。グループは最大10人、2世帯まで。
- 映画館、博物館、美術館、動物園、水族館、ボウリング場の屋内の営業は一世帯6人までの個別レンタル/ツアーのみ可。一般営業は禁止。
- ドライブイン映画館の場合は、現在の規制のまま営業可。
- フードコートの営業は禁止。
- 小売店・食料品店・ショッピングモールは稼働率25%まで。
- 宗教施設の屋内での集まりは稼働率25%まで。
- 宗教施設の屋外で同居していない人と集まる場合、最大5人まで。
- 企業は可能な限り自宅勤務の奨励を継続し、オフィスでの勤務は稼働率25%まで。職員以外の出入りは不可。
- 長期療養施設の訪問者は屋外でのみ可。ターミナルケアと必要不可欠な職員は例外。
- 結婚式・葬式の儀式の参加者は最大30人まで。レセプションは禁止。
- 理髪店やサロンを含むパーソナルケアは稼働率25%まで。
- 不動産のオープンハウスは禁止。
フェーズ2:
- 同居していない人との屋内での社交・集まりは最大5人、2世帯まで可。
- 同居していない人と屋外で集まる場合は最大15人、2世帯まで可。
- レストラン、バーでの屋内での飲食サービスは稼働率25%まで可。屋外でのサービスは各テーブル最大6人、2世帯まで。営業は午後11時まで可。
- レストラン、バーのテイクアウト/宅配は可。
- ジム、フィットネス・センターの屋内の営業は稼働率25%まで可。
- 低リスク~中リスクの対戦は可。トーナメントは不可。
- 屋外スポーツの対戦は可。トーナメントは不可。観客含め200人まで可。
- 屋外の娯楽は各グループは最大15人、2世帯まで。観客含め200人まで可。
- 屋内の娯楽営業は稼働率25%まで可。飲食は屋内外の飲食業と同じ規制の対象となる。
- ドライブイン映画館の場合は、現在の規制のまま営業可。
- フードコートの営業は禁止。
- 小売店・食料品店・ショッピングモールは稼働率25%まで。
- 宗教施設の屋内での集まりは稼働率25%まで。
- 宗教施設の屋外で同居していない人と集まる場合、最大5人まで。
- 企業は可能な限り自宅勤務の奨励を継続し、オフィスでの勤務は稼働率25%まで。職員以外の出入りは不可。
- 長期療養施設の訪問者は屋外でのみ可。ターミナルケアと必要不可欠な職員は例外。
- 結婚式・葬式の儀式、レセプションは可。飲食は屋内外の飲食業と同じ規制の対象となる。ダンスは不可。
- 理髪店やサロンを含むパーソナルケアは稼働率25%まで。
- 不動産のオープンハウスは禁止。
なお、共有スペース、公共の場所、屋内でのマスクは引き続き必須となります。
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